Comparison

Samsung 990 EVO Plus 1TBと990 PRO 1TBの違いを比較

SamsungのM.2 NVMe内蔵SSD、990 EVO Plus(1TB)と990 PRO(1TB)で迷っている方向けに、GEARNOTEの各商品ページに掲載している商品情報(商品仕様)をもとに、Samsung 990 EVO Plus 1TBと990 PRO 1TBの違いを並べて整理しました。実際に使用して比べた記事ではなく、Amazon商品ページの掲載情報にもとづく整理です。

※ 当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト)を利用しています。リンク先の商品ページに広告リンクが含まれます。

012商品の比較表

背景色のついた行は、各商品ページの記載内容が異なる項目です。一方のページにしか記載がない項目は「掲載情報なし」と表示しています(その機能がないという意味ではありません)。

項目
型番MZ-V9S1T0B-IT/ECMZ-V9P1T0B-IT/EC
タイプ内蔵SSD(NVMe・M.2 Type 2280)内蔵SSD(NVMe・M.2 Type 2280)
インターフェースPCIe Gen 4.0 x4/5.0 x2、NVMe 2.0NVMe 2.0(PCIe Gen 4.0 x4)
最大転送速度読出 7,150MB/秒/書込 6,300MB/秒読出 7,450MB/秒/書込 6,900MB/秒
ランダム性能読出 850,000 IOPS/書込 1,350,000 IOPS読出 1,200,000 IOPS/書込 1,550,000 IOPS
保証・TBW5年限定保証/TBW 600TB(いずれか短い期間まで)5年間/TBW 600TB(いずれか短い期間まで)
対応機器ノートパソコン・デスクトップデスクトップ・ノートPCなど(M.2 2280スロット)
NANDTLC掲載情報なし

※仕様は各商品ページの「商品情報・仕様」欄(Amazon商品ページの掲載内容)にもとづきます。最新情報は必ずAmazon商品ページでご確認ください。

02違いのまとめ

  • インターフェースは、990 EVO Plusのページに「PCIe Gen 4.0 x4/5.0 x2、NVMe 2.0」、990 PROのページに「NVMe 2.0(PCIe Gen 4.0 x4)」と記載されています。
  • 最大転送速度は、990 EVO Plusが読出7,150MB/秒・書込6,300MB/秒、990 PROが読出7,450MB/秒・書込6,900MB/秒と記載されています。ランダム性能は、990 EVO Plusが読出850,000 IOPS・書込1,350,000 IOPS、990 PROが読出1,200,000 IOPS・書込1,550,000 IOPS(QD32)と記載されています。
  • メーカー公開仕様の欄では、キャッシュが990 EVO PlusはHMB(Host Memory Buffer)、990 PROは1GB LPDDR4と記載されています。どちらもNANDはSamsung V-NAND TLCです。
  • 消費電力(1TB)は、990 EVO Plusが待機時60mW・動作時平均が読出4.3W/書込4.2W、990 PROが待機時50mW・動作時平均が読出5.5W/書込5.2Wと記載されています。
  • フォームファクタ(M.2 2280)、5年限定保証またはTBW 600TB(いずれか短い方)、AES 256bitフルディスク暗号化の記載は両ページで共通です。990 PROのヒートシンク付きモデルは別型番(MZ-V9P1T0G)で、このページの型番はヒートシンクなしと記載されています。
  • ランダム性能の測定条件は、990 PRO 1TBのメーカー公開仕様の欄にQD1(読み出し22,000/書き込み80,000 IOPS)とQD32(読み出し1,200,000/書き込み1,550,000 IOPS)の両方が記載されています。990 EVO Plus 1TBの欄には、QD32相当の読み出し850,000/書き込み1,350,000 IOPSのみが記載され、QD1の数値は見当たりません。
  • 下位互換は、990 EVO Plus 1TBのメーカー公開仕様の欄に「PCIe 4.0 x2・3.0 x4と下位互換」、990 PRO 1TBの欄に「PCIe 3.0と下位互換」と記載されています。どちらも、Gen 4.0に対応しないPCでは記載の最大速度が出ないと各商品ページに書かれています。
  • 速度の表記は、990 EVO Plus 1TBはメーカーの製品ページで読み出し最大7,150MB/sと記載されています。990 PRO 1TBのページには、読出7,450MB/秒・書込6,900MB/秒の記載のみで、使用環境として動作時0〜70℃も書かれています。

03こんな人にはこちら

▸990 EVO Plus 1TBが向いている人

990 EVO Plusのページでは、PCIe Gen 4.0 x4/5.0 x2に対応し、読出7,150MB/秒・書込6,300MB/秒、TLC NAND、5年限定保証/TBW 600TBを備えるM.2内蔵SSDと説明されています。

  • PCIe Gen 4.0対応PCのストレージを強化したい人
  • TLC NANDの高速SSDを探している人
  • 国内正規保証品を選びたい人

▸990 PRO 1TBが向いている人

990 PROのページでは、PCIe Gen 4.0 x4接続で読出7,450MB/秒・書込6,900MB/秒、ランダム性能(QD32)読出1,200,000 IOPSを備えるM.2内蔵SSDと説明されています。

  • PCIe Gen 4.0対応のPCやデスクトップのストレージを強化したい人
  • ゲームや動画編集などでデータの読み書きを速くしたい人
  • メーカー保証の長い国内正規保証品を選びたい人

04場面別の選び方

使う場面ごとに、各商品ページの記載で見ておきたい点をまとめました。あくまで掲載情報にもとづく目安です。

  • OSやアプリを入れる起動ドライブにするなら:小さなファイルの読み書きに関わるランダム性能は、990 EVO Plus 1TBが読出850,000/書込1,350,000 IOPS、990 PRO 1TBが読出1,200,000/書込1,550,000 IOPSと記載されています。どちらのページにも、起動ドライブとして使う場面が挙げられています。実際の体感は、PCの構成によって変わります。
  • 動画編集など大きなファイルを扱うなら:最大転送速度は、書込が990 EVO Plus 1TBで6,300MB/秒、990 PRO 1TBで6,900MB/秒と記載されています。どちらも、メーカーの測定条件での最大値です。実際の速度はファイルの大きさや空き容量、PCの構成で変わると各ページに書かれています。
  • ノートPCに入れて消費電力も見ておきたいなら:メーカー公開仕様の欄で、動作時平均(1TB)は990 EVO Plus 1TBが読み出し4.3W/書き込み4.2W、990 PRO 1TBが読み出し5.5W/書き込み5.2Wと記載されています。待機時は990 EVO Plus 1TBが60mW、990 PRO 1TBが50mWです。実際のバッテリー持ちへの影響は、このページの情報だけでは判断できません。
  • 手持ちのPCが古い世代のM.2スロットなら:どちらのページにも、Gen 4.0に対応しないPCでは最大速度が出ないと書かれています。990 EVO Plus 1TBは「PCIe 4.0 x2・3.0 x4と下位互換」、990 PRO 1TBは「PCIe 3.0と下位互換」と記載されています。購入前に、PCやマザーボードの仕様でM.2スロットの世代とレーン数をご確認ください。
  • 放熱の備えを考えて選ぶなら:どちらも外形寸法は最大80.15×22.15×2.38mmと記載されています。990 PRO 1TBのページには、ヒートシンク付きは別型番(MZ-V9P1T0G)で、この型番はヒートシンクなしと書かれています。990 EVO Plus 1TBのページには、ヒートシンクの記載がありません。PC側の冷却環境も合わせて確認します。

05スペック用語のかんたん解説

比較表に出てくる用語を、一般的な意味で簡単に説明します。数値や対応の有無は各商品ページ・Amazon商品ページでご確認ください。

▸シーケンシャルとランダム(IOPS)

シーケンシャルは大きなファイルを続けて読み書きする速さ、ランダムは小さなファイルを細かく読み書きする速さの目安です。ランダムはIOPS(1秒あたりの読み書き回数)で表されます。両ページとも、シーケンシャルはMB/秒、ランダムはIOPSで記載されています。

▸QD1とQD32

QDは、SSDに一度に待たせる処理の数(キューの深さ)のことです。QD1は1つずつ、QD32は32個まとめて処理する条件で、数値は一般にQD32のほうが大きくなります。990 PRO 1TBのメーカー公開仕様の欄にQD1とQD32の記載があり、990 EVO Plus 1TBの欄にはQD32相当の数値のみが載っています。

▸HMBとDRAMキャッシュ

SSDはデータの場所を管理する表を持ち、DRAMという専用メモリに置く方式と、PC側のメモリを借りるHMB(Host Memory Buffer)方式があります。メーカー公開仕様の欄では、990 EVO Plus 1TBがHMB、990 PRO 1TBが1GB LPDDR4と記載されています。

▸PCIeの世代とレーン数(Gen 4.0 x4など)

PCIeはSSDとPCをつなぐ通り道の規格です。Genは世代、xの後の数字はレーン数(道の本数)を表します。一般に世代が1つ上がると1レーンあたりの帯域は約2倍になるとされ、5.0 x2は4.0 x4と同程度の帯域になります。990 EVO Plus 1TBは「4.0 x4/5.0 x2」、990 PRO 1TBは「4.0 x4」と記載されています。

▸TBWとTLC NAND

TBWは、保証の範囲内で書き込める総量の目安です。どちらも600TBと記載され、保証は期間とTBWのいずれか短い方までです。TLCは1つのメモリセルに3ビットを記憶する方式のNANDで、メーカー公開仕様の欄では両方ともSamsung V-NAND TLCと記載されています。

06購入前のチェックリスト

購入前に見ておくと安心な項目です。各商品ページの記載にもとづくため、最終的にはAmazon商品ページの最新情報もご確認ください。

  • M.2スロット:Type 2280に対応し、NVMeを使えるスロットがあるか、PCやマザーボードの仕様で確認する。
  • スロットの世代:Gen 4.0に対応しないPCでは、記載の最大速度が出ない。990 EVO Plus 1TBはPCIe 5.0 x2の記載もある。
  • 型番:990 EVO Plus 1TBはMZ-V9S1T0B-IT/EC、990 PRO 1TBはMZ-V9P1T0B-IT/EC。990 PRO 1TBのヒートシンク付きは別型番(MZ-V9P1T0G)なので、購入時に型番を見る。
  • 放熱:どちらのページにも発熱への配慮が必要な場合があると記載されている。ヒートシンクの有無と、PC内の冷却環境を確認する。
  • 購入先の確認:両ページに、模造品への注意喚起(2026年6月9日の公式お知らせ)が記載されている。購入後はSamsung Magicianなどで認識状態を確認する。
  • 保証の対象:メーカー保証は国内正規品の新品が対象という注記が、両ページにある。保証は5年間またはTBW 600TBのいずれか短い方まで。
  • データの移行:OSの移行や初期設定には手間がかかる。作業前に大切なデータをバックアップしておく。

07よくある質問

Q.990 EVO Plusと990 PROの主な違いは何ですか?

各商品ページの記載では、インターフェースの対応(990 EVO PlusはPCIe Gen 4.0 x4/5.0 x2)、最大転送速度、ランダム性能、キャッシュ(HMBと1GB LPDDR4)、消費電力が異なります。容量は1TB、M.2 2280、TBW 600TB、保証5年は共通です。

Q.どちらもPCIe Gen 4.0のPCで使えますか?

990 EVO Plusと990 PROのどちらのページにも、PCIe Gen 4.0 x4に対応すると記載されています。Gen 4.0に対応しないPCでは、記載の最大速度は出ません。M.2 2280のスロットがあるかどうかも、購入前にご確認ください。

Q.発熱や取り付けで気をつけることはありますか?

高速なSSDのため、どちらのページにも発熱への配慮が必要な場合があると記載されています。990 PROのメーカー公開仕様の欄には、使用環境は動作時0〜70℃、ヒートシンク付きは別型番と記載されています。取り付け方法は、お使いのPCやマザーボードの取扱説明書で確認してください。

Q.購入時に注意することはありますか?

メーカー公開情報の欄に、ITGマーケティングの公式お知らせ(2026年6月9日)として、Samsung製SSDに似せた模造品が通販サイトなどで確認されているため、購入先や製品情報を確認するよう呼びかけられていると記載されています。購入後はSamsung Magicianソフトウェアなどで製品の認識状態を確認するよう案内されています。

Q.どちらを選べばいいですか?

読出・書込の最大転送速度やランダム性能の記載が大きいモデルを確認したいなら、990 PROのページが候補です。動作時の消費電力の記載が小さく、PCIe 5.0 x2にも対応すると記載されている990 EVO Plusのページも確認するとよいでしょう。ご使用のPCがGen 4.0に対応しているかを先にご確認ください。

Q.キャッシュの方式に違いはありますか?

メーカー公開仕様の欄に、990 EVO Plus 1TBはHMB(Host Memory Buffer)、990 PRO 1TBは1GB LPDDR4と記載されています。990 EVO Plus 1TBのページの欄には、DRAMキャッシュの記載がないと書かれています。

Q.消費電力はどのくらい違いますか?

1TBの動作時平均は、990 EVO Plus 1TBが読み出し4.3W/書き込み4.2W、990 PRO 1TBが読み出し5.5W/書き込み5.2Wと記載されています。待機時は990 EVO Plus 1TBが60mW、990 PRO 1TBが50mWです。

Q.ヒートシンク付きのモデルはありますか?

990 PRO 1TBのページに、公式の型番一覧でヒートシンク付きは別型番(MZ-V9P1T0G)として載っており、このページの型番はヒートシンクなしと記載されています。990 EVO Plus 1TBのページには、ヒートシンクについての記載がありません。

Q.990 EVO Plus 1TBの読み出し速度の記載は?

990 EVO Plus 1TBは、メーカーの製品ページで読み出し最大7,150MB/sと記載されています。比べるときは、最新の商品ページもご確認ください。

Q.外付けSSDとして使えますか?

どちらも内蔵用のM.2 SSDです。990 PRO 1TBのページに、外付けにはM.2 SSD用の外付けケースなどが別途必要と記載されています。外付けストレージを探す場合は、外付けストレージの選び方ガイドをご覧ください。

Q.ゲーム機の内蔵ストレージとして使えますか?

990 EVO Plus 1TBのページに、ゲーム機の内蔵ストレージとしての対応は仕様表に記載がないと書かれています。990 PRO 1TBのページにも対応機器としてM.2 2280スロットのあるデスクトップ・ノートPCなどと記載されており、ゲーム機は挙げられていません。機器側の要件をご確認ください。

スペック・メリット・デメリット・Amazonへのリンクは、各商品ページでご確認いただけます

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