Synology DS223j 2ベイNASキット
本・文房具

Synology DS223j 2ベイNASキット DiskStation(HDD別売・国内正規代理店品)

写真・動画・書類などを一元管理できる、初めてのNAS向け2ベイモデル。クアッドコアCPUとDDR4 1GBメモリを搭載し、専用OS「DSM」でファイル共有やバックアップ、外出先からのアクセスに対応する。ドライブベイは2台で、HDDは付属しないため別途用意する必要がある。

01商品情報・仕様

ブランドSynology
型番DS223j
ドライブベイ数2台(HDD付属なし・別売)
CPURealtek RTD1619B(64bit クアッドコア 1.7GHz)
メモリDDR4 1GB
RAIDタイプSHR(Synology Hybrid RAID)、Basic、JBOD、RAID 0、RAID 1
インターフェース1GbE LANポート×1、USB3.2 Gen1ポート×2
対応プロトコルSMB、AFP、NFS、FTP、WebDAV、iSCSI、SSH ほか
本体サイズ165×100×225.5mm(高さ×幅×奥行)
ノイズレベル18.2dB(A)

※仕様はAmazon商品ページの技術仕様欄をもとに記載しています。最新情報は必ずAmazon商品ページでご確認ください。

02結論:こんな人に向いている

Synology DS223jは「スマホやパソコンの写真・動画・書類を一元管理し、自分専用のクラウドとして家族と共有したい」初めてのNAS購入者に向いたモデルです。2ベイ構成でRAID 1などのミラーリングを組めば、片方のHDDが故障してももう片方にデータを残せる仕組みを作れます。HDDは別売のため、容量に合わせて別途用意する必要があります。

03選び方のポイント

NASとは何か、外付けHDDとの違い

NAS(ネットワーク接続ストレージ)は、LANやインターネット経由で複数のパソコン・スマホからアクセスできるストレージ機器です。USBでパソコン1台にしかつなげない外付けHDDと異なり、家じゅうの機器から同時にアクセスでき、外出先からもアプリ経由でファイルを確認できます。一方で、初期設定にはネットワークの知識がある程度必要で、外付けHDDよりも導入のハードルは高めです。

ドライブベイ数とRAID構成

本商品は2ベイ構成で、RAID 1(ミラーリング)を組むと、2台のHDDに同じデータを書き込み、片方が故障してももう片方からデータを取り出せます。ただし実効容量は2台分の合計ではなく1台分になります。容量を優先するならBasicやJBOD、安全性を優先するならRAID 1やSHRを検討します。

CPU・メモリと用途の目安

仕様表ではクアッドコアCPU(1.7GHz)とDDR4 1GBメモリと記載されています。ファイルのバックアップや共有が中心の軽い用途向けの構成とされ、複数人が同時に動画を編集するような負荷の高い用途には、より上位のメモリ搭載モデルが必要になる場合があります。

HDDは別売という前提

本商品にはHDDが付属しません。NAS向けに設計された「NAS用HDD」(24時間稼働を想定した製品)を、容量とベイ数に合わせて別途購入する必要があります。購入時は本体価格だけでなく、HDD代も含めた総額で比較することが重要です。

対応プロトコルとアクセス方法

SMB、AFP、NFS、FTP、WebDAVなど幅広いプロトコルに対応するとされ、Windows・Mac・Linuxいずれからもアクセスできます。専用アプリ「QuickConnect」を使えば、複雑なポート開放をせずに外出先からアクセスできる仕組みも用意されています。

04スペックの読み方

項目 この商品の記載 見方・目安
ドライブベイ数 2台(HDD別売) RAID 1を組む場合、実効容量はHDD1台分になります。
CPU クアッドコア 1.7GHz ファイル共有・バックアップ中心の軽い用途向けの目安です。
メモリ DDR4 1GB 上位モデルはメモリを増設・搭載でき、より負荷の高い用途に対応します。
LANポート 1GbE×1 家庭内ネットワークでの転送速度の上限に関わります。
対応RAID SHR、Basic、JBOD、RAID 0/1 データ保護を重視するならRAID 1・SHRを検討します。

※「この商品の記載」は本ページの仕様表・商品説明に基づきます。「見方・目安」は当該タイプの商品に共通する一般的な考え方です。

05こんな人におすすめ・おすすめしない

✅ おすすめな人

  • スマホ・パソコンの写真や動画を一元管理し、バックアップしたい人
  • 家族や離れた場所に住む親族と、データを共有したい人
  • 初めてNASを導入する、わかりやすい管理画面を求める人
  • RAID 1でデータの冗長化をしたい人

❌ おすすめしない人

  • 4K動画編集など、高い処理性能を必要とする人(上位モデルが必要)
  • NAS用HDDの追加購入コストをかけたくない人
  • ネットワーク設定を一切したくない、すぐ使いたい人

06メリット・デメリット

👍 メリット

  • 複数のパソコン・スマホから同時にアクセスできるプライベートクラウドを構築できる
  • RAID 1・SHRでデータの冗長化ができる(仕様表)
  • SMB・AFP・NFSなど幅広いプロトコルに対応(仕様表)
  • QuickConnect機能で外出先からのアクセスも設定しやすい

👎 デメリット

  • HDDが別売で、別途購入コストがかかる
  • 初期設定にはある程度のネットワーク知識が必要
  • CPU・メモリは軽い用途向けで、負荷の高い処理には不向き

07使い方・お手入れ・注意点

  • NAS用HDDを用意する:24時間稼働を想定して設計されたNAS向けHDDを、容量・ベイ数に合わせて選びます。
  • 初期設定はガイドに沿って行う:Synologyのセットアップ画面の案内に従い、DSM(管理用OS)のインストールとユーザー登録を行います。
  • RAID構成は用途に応じて選ぶ:容量重視ならBasic・JBOD、データ保護重視ならRAID 1・SHRを選びます。構成は後から変更しづらいため、最初に決めておきます。
  • 設置場所は風通しのよい場所にする:24時間稼働する機器のため、熱がこもらない場所に設置し、通気口をふさがないようにします。
  • 定期的にファームウェアを更新する:セキュリティ面でも、DSMのアップデートは定期的に確認することが推奨されます。
  • 重要データは複数の手段でバックアップする:NAS自体も故障するリスクはあるため、特に重要なデータはクラウドサービスなど別の手段にも保存しておくと安心です。

08こんな組み合わせ・代替案

他ブランドのNASと比較するなら

より高性能なCPU・メモリを求める場合は、UGREEN NASync DH2300 2ベイNASも比較の対象になります。用途や予算に応じて選びます。

単体の外付けストレージで足りるなら

複数端末からの同時アクセスが不要で、1台のパソコンでのバックアップ用途が中心なら、Seagate One Touch ポータブルHDDWD My Passport SSDのような外付けストレージの方がシンプルに導入できます。

ネットワーク環境を整えるなら

NASの転送速度を活かすには、有線LAN環境の整備も重要です。ルーターやLANケーブルの規格もあわせて確認しておくと安心です。

09よくある質問

Q.HDDは付属していますか?

付属しません。ドライブベイは2台分用意されていますが、HDDは別途、NAS用に設計された製品を購入する必要があります。

Q.外出先からもアクセスできますか?

QuickConnect機能を使うことで、複雑なポート開放の設定をせずに、インターネット経由で外出先からアクセスできるとされています。

Q.どのくらいの人数・用途を想定した製品ですか?

家庭やごく少人数での使用を想定した初心者向けモデルとされています。写真・動画のバックアップや、家族間でのファイル共有が主な用途です。

Q.RAID 1を組むと、実効容量はどうなりますか?

RAID 1(ミラーリング)は同じデータを2台のHDDに書き込むため、実効容量はHDD1台分になります。容量を優先する場合はBasicやJBOD構成を検討します。

Q.設定が難しそうですが、初心者でも使えますか?

初心者向けの2ベイNASとして案内されており、セットアップガイドに沿って進める設計です。ただし、ネットワークやRAIDの基本的な考え方は、事前に把握しておくとスムーズです。