「機内持ち込み モバイルバッテリー 容量」と調べると、ルールはWh(ワット時)で書かれているのに、手元の製品はmAhで書かれているという食い違いに気づきます。国土交通省 航空局の案内(確認日 2026年10月28日)では、機内持込みのモバイルバッテリーは「2個(160Wh以下に限る)まで」とされ、預け入れ手荷物に入れることは禁止、機内での充電や、モバイルバッテリーから他の電子機器への充電にも決まりがあります。このページでは、①公式の案内を原文どおり引用し、②mAhからWhへの換算式を当サイト掲載のモバイルバッテリー27品に当てはめた独自の一覧にし、③メーカーが容量をどう書いているか(定格容量・バッテリー容量・Wh併記の有無・Amazon掲載情報のみ)の違いを整理しました。換算値はあくまで筆者の計算による目安です。実際の持ち込みの可否は、製品本体の表示、メーカーの案内、搭乗する航空会社の指示で必ず確認してください。
※ 当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト)を利用しています。リンク先の商品ページに広告リンクが含まれます。
分かりにくさは、次の連鎖で生まれます。
つまり、見る場所は3つです。①製品本体や仕様表のWh表記、②WhがなければmAhと電圧、③機内での扱い(個数・充電・保管場所)。一般にリチウムイオン電池の公称電圧は3.6〜3.7V前後とされますが、当サイトの商品ページには3.6V・3.7V・3.85Vの記載があり、電圧の違いで計算結果が変わります(後述)。
以下は、国土交通省のウェブサイト・資料を2026年10月28日に確認し、記載どおりに引用したものです。表記(全角・半角)は資料のままです。ルールは改正されることがあるため、搭乗前に最新の案内を必ず確認してください。
| 項目 | 資料の記載(原文) |
|---|---|
| 1.預け入れ | 「預入(受託)手荷物に入れないで!」「預入(受託)手荷物に入れることは禁止されています。」「必ず機内に持ち込んでください。」 |
| 2.容量 | 「ワット時定格量160Whまで!」「ワット時定格量が160Whを超えるものは持ち込み禁止されています。」 |
| 計算式 | 「mAh)ワット時定格量 (Wh)=定格容量 (mAh)×定格電圧 (V)÷1,000」(Ahの場合は「ワット時定格量 (Wh)=定格容量 (Ah)×定格電圧 (V)」) |
| 表示例 | 資料中の表示例:「定格容量:27,000mAh」「定格電圧:3.7V (99.9Wh)」 |
| 3.ショート防止 | 「ショートしないように個々に保護!」「端子に絶縁テープを貼る、ケースや収納袋に入れる、複数のバッテリーや金属品と同じ袋に入れないなど、ショートを防ぐこと。」 |
| 4.保管場所 | 「収納棚に収納しないで!」「座席上の収納棚に収納せず、座席ポケットなどお手元に保管してください。」 |
| 5.個数(令和8年4月24日から) | 「モバイルバッテリーは2個まで!」 |
| 6.機内での充電 | 「機内で充電しないで!」「機内電源などからモバイルバッテリーへの充電は禁止されています。」 |
| 7.機内での使用 | 「機内で使用(電子機器への充電)しないで!」「モバイルバッテリーから他の電子機器への充電をしないでください。」「電子機器の充電は、機内備え付けの電源からお願いします。」 |
別紙1の図には、モバイルバッテリーの持ち方ごとに、一緒に持てる「予備の電池」の個数が次のように示されています(「予備の電池」は上の定義のとおり、モバイルバッテリーとは別の区分です)。
| 図の番号 | モバイルバッテリーの持ち方(図の記載) | 100Wh以下の予備の電池(図の記載) | 100Wh超~160Wh以下の予備の電池(図の記載) |
|---|---|---|---|
| ① | 100Wh以下のモバイルバッテリー2個持つ場合 | 個数制限なし | 2個まで |
| ② | 100Wh超~160Wh以下のモバイルバッテリー2個持つ場合 | 個数制限なし | 持込み不可 |
| ③ | 100Wh以下と100Wh超~160Wh以下のモバイルバッテリー各1個持つ場合 | 個数制限なし | 1個まで |
※上記は国土交通省の資料の記載を引用したものです。航空会社ごとの個別の規定(国際線を含む)は、当ページでは確認していません。搭乗する航空会社の案内をご確認ください。
当サイトに掲載しているモバイルバッテリーの商品ページから、容量の書かれ方とWhの目安を集計しました。Whは、メーカー(商品ページ)がWhを記載している場合はその値、記載がない場合はmAh×3.7V÷1000の筆者の計算(目安)です。3.6Vで計算しても、下の区分は変わりませんでした。
| 項目 | 集計結果 | 備考 |
|---|---|---|
| 集計の対象 | 28台(在庫あり表示の商品ページ) | うちmAh表記のある27台を換算。残る1台は乾電池式(単3形×4本)でmAh表記なし |
| mAh表記の最小・中央値・最大 | 950mAh・10,000mAh・25,000mAh | n=27(CIO SMARTCOBY DUALが最小、Anker Power Bank 25000mAhが最大) |
| Whの最小・中央値・最大(目安) | 約3.5Wh・約37Wh・約92.5Wh | n=27。メーカー記載のWhがある6品はその値を使用 |
| 100Wh以下の目安 | 27台 | 3.6Vで計算しても3.7Vで計算しても同じ(n=27) |
| 100Wh超〜160Wh以下の目安 | 0台 | |
| 160Whを超える目安 | 0台 | |
| Whまで併記している | 6台 | Anker MagGo 2品、エレコム 2品、オウルテック、山善 |
| mAhのみの記載 | 21台 | うち7台は「Amazon掲載情報(メーカー公式ページには記載がありません)」としてmAhを掲載 |
| 見出しに「定格容量」を含む | 2台 | エレコム 2品(電池定格容量/電池種類・定格容量) |
GEARNOTE掲載28台の仕様表より集計(2026年10月28日時点・記載のある商品のみ)。mAh表記のある27台を対象にした項目はn=27と表示しています。Whの「目安」は筆者の計算で、実際の定格量ではありません。
| Whの目安 | 台数 | 該当するmAh表記 |
|---|---|---|
| 20Wh未満 | 6台 | 950mAh(1台)・5000mAh(5台) |
| 20Wh以上40Wh未満 | 15台 | 10000mAh(15台) |
| 40Wh以上100Wh以下 | 6台 | 20000mAh〜25000mAh(6台) |
| 100Wh超 | 0台 | 掲載品の最大は25000mAh(3.7Vで約92.5Wh) |
GEARNOTE掲載27台の仕様表より集計(2026年10月28日時点・記載のある商品のみ)(区分は筆者の計算による目安。n=27)。
換算式は、国土交通省の別紙1に示された Wh=mAh×V÷1000 です。電圧を3.6Vと3.7Vの2通りで計算し、メーカーがWhを記載している製品はそのWhと電圧も並べました(mAhの小さい順)。メーカーがWhを記載している場合は、計算値よりメーカーの記載を優先してください。
| 商品 | 容量(商品ページ記載) | メーカー記載のWh(電圧) | 3.6Vで計算 | 3.7Vで計算 | 容量の見出し(記載) |
|---|---|---|---|---|---|
| CIO SMARTCOBY DUAL(Apple Watch充電器一体) | 950mAh(Amazon掲載情報のみ) | 記載なし | 約3.4Wh | 約3.5Wh | 容量 |
| Anker Nano Power Bank 5000mAh MagGo Slim(ブルー) | 5,000mAh | 記載なし | 約18.0Wh | 約18.5Wh | 容量(記載) |
| Anker Nano Power Bank 5000mAh MagGo Slim(オレンジ) | 5,000mAh | 記載なし | 約18.0Wh | 約18.5Wh | バッテリー容量(記載) |
| CIO SMARTCOBY Ex02 マグネット 5000mAh | 5,000mAh(Amazon掲載情報のみ) | 記載なし | 約18.0Wh | 約18.5Wh | 容量 |
| エレコム AC充電器一体型 EC-C57LMN 5000mAh | 5,000mAh | 18.0Wh(3.6V) | 約18.0Wh | 約18.5Wh | 電池定格容量 |
| TORRAS MiniMag 5000mAh MagSafe対応 | 5,000mAh | 記載なし | 約18.0Wh | 約18.5Wh | 電池容量(公式) |
| Anker MagGo Power Bank 10000mAh Slim(A1664) | 10,000mAh | 38.7Wh | 約36.0Wh | 約37.0Wh | バッテリー容量 |
| Anker Nano Power Bank MagGo Plus 10000mAh | 10,000mAh | 39.2Wh | 約36.0Wh | 約37.0Wh | バッテリー容量 |
| Anker Power Bank 10000mAh 22.5W | 10,000mAh | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量 |
| Anker Zolo Power Bank 10K 30W | 10,000mAh | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量 |
| Aulumu M10 MagSafe モバイルバッテリー | 10,000mAh | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量(製品名の記載) |
| Belkin BoostCharge モバイルバッテリー 10000mAh | 10,000mAh(Amazon掲載情報のみ) | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量 |
| Belkin モバイルバッテリー 10000mAh 45W LEDライト付き | 10,000mAh | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量(記載) |
| CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡ 65W コンセント一体型 | 10,000mAh(Amazon掲載情報のみ) | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量 |
| CIO SMARTCOBY Pro SLIM 35W 10000mAh | 10,000mAh(Amazon掲載情報のみ) | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量 |
| ドコモ純正 準固体モバイルバッテリー01M | 10,000mAh | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | バッテリー容量(記載) |
| エレコム モバイルバッテリー 10000mAh EC-C03BK | 10,000mAh | 37.0Wh(3.7V) | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 電池種類・定格容量 |
| オウルテック 準固体電池 10000mAh OEC-LPB10024-BK | 10,000mAh | 38.5Wh(3.85V) | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量 |
| TORRAS MiniMag Pro 10000mAh 半固体電池 | 10,000mAh | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量 |
| UGREEN Air モバイルバッテリー 10000mAh Qi2 | 10,000mAh(Amazon掲載情報のみ) | 記載なし | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量 |
| 山善 準固体電池 モバイルバッテリー YMB-A100(B) | 10,000mAh | 37.0Wh(3.7V) | 約36.0Wh | 約37.0Wh | 容量(記載) |
| Anker Power Bank 20000mAh 87W | 20,000mAh | 記載なし | 約72.0Wh | 約74.0Wh | 容量 |
| Belkin モバイルバッテリー 20000mAh 45W | 20,000mAh | 記載なし | 約72.0Wh | 約74.0Wh | 容量(記載) |
| UGREEN Nexode モバイルバッテリー 20000mAh PB536 | 20,000mAh(Amazon掲載情報のみ) | 記載なし | 約72.0Wh | 約74.0Wh | 容量 |
| Xiaomi 33W Power Bank 20000mAh | 20,000mAh | 記載なし | 約72.0Wh | 約74.0Wh | 容量 |
| Anker Prime Power Bank 20100mAh 220W | 20,100mAh | 記載なし | 約72.4Wh | 約74.4Wh | 容量 |
| Anker Power Bank 25000mAh | 25,000mAh | 記載なし | 約90.0Wh | 約92.5Wh | 容量 |
GEARNOTE掲載28台の仕様表より集計(2026年10月28日時点・記載のある商品のみ)。mAh表記のある27台を掲載(乾電池式のエレコム DE-KD01BKはmAh表記がないため対象外)。3.6V・3.7Vの列は筆者の計算(目安)で、実際の定格量ではありません。
仕様表にWhがない製品は、次の手順で目安を出せます。筆者の計算であり、電圧は製品ごとに違うため、製品本体の表示やメーカーの案内が最終です。
| 定格容量 | 3.6Vの場合 | 3.7Vの場合 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 5000mAh | 18.0Wh | 18.5Wh | エレコム EC-C57LMNは3.6V/5000mAhで18Whと記載 |
| 10000mAh | 36.0Wh | 37.0Wh | エレコム EC-C03BKは3.7V/10000mAhで37.0Whと記載 |
| 20000mAh | 72.0Wh | 74.0Wh | 当サイト掲載のmAh表記が20000mAhの製品は4台 |
| 25000mAh | 90.0Wh | 92.5Wh | Anker Power Bank 25000mAhが該当 |
| 27000mAh | 97.2Wh | 99.9Wh | 国土交通省の資料の表示例(27,000mAh・3.7V・99.9Wh)と同じ数値 |
| 30000mAh | 108.0Wh | 111.0Wh | 100Whを超える数字になる例 |
| 40000mAh | 144.0Wh | 148.0Wh | 100Wh超〜160Wh以下の範囲の例 |
| 50000mAh | 180.0Wh | 185.0Wh | 160Whを超える数字になる例 |
※すべて筆者の計算です。国土交通省の資料が定める基準はワット時定格量で、mAhの数字だけでは判定できません。
| 電圧 | 100Whに相当するmAh | 160Whに相当するmAh |
|---|---|---|
| 3.6V | 約27,778mAh | 約44,444mAh |
| 3.7V | 約27,027mAh | 約43,243mAh |
| 3.85V(オウルテックの記載電圧) | 約25,974mAh | 約41,558mAh |
式は mAh=Wh×1000÷V です(例:100×1000÷3.7=約27,027mAh)。電圧の数字が大きい製品ほど、同じmAhでもWhは大きくなります。例えば、オウルテック OEC-LPB10024-BKは同じ10000mAhで3.85V・38.5Whと記載され、3.7Vの計算値(37.0Wh)より大きくなっています。
| あなたの状況 | 確認する項目 | 当サイトの記載・参考ページ |
|---|---|---|
| 10000mAhクラスを1個持っていく | 本体・仕様表のWh表記。なければ mAh×V÷1000 | エレコム EC-C03BKは37.0Wh、Anker MagGo Slimは38.7Whと記載。モバイルバッテリーの選び方ガイド |
| 20000mAh前後の大きめを使っている | mAhとV。Wh表記の有無 | Anker 20000mAh・Xiaomi 20000mAhは仕様表にWhの記載なし。3.7Vで約74Wh(筆者の計算) |
| 25000mAhを超える大容量を探している | 100Whの目安は約27,027mAh(3.7V)。メーカー記載のWh | 当サイト掲載の最大はAnker 25000mAh(約92.5Wh、筆者の計算)。比較はモバイルバッテリー比較ページ |
| 2個持っていきたい | 各製品のWh(160Wh以下に限る)と個数 | 国土交通省の資料に「2個(160Wh以下に限る)まで」と記載。別紙1の①〜③の組み合わせ表を確認 |
| 機内でスマホを充電したい | 機内備え付けの電源の有無(航空会社の案内) | 別紙1に「電子機器の充電は、機内備え付けの電源からお願いします。」と記載。モバイルバッテリー本体の充電も禁止の記載あり |
| スーツケースに入れて預けたい | 預け入れの可否 | 別紙1に「預入(受託)手荷物に入れることは禁止されています。」と記載 |
| 乾電池式のモバイルバッテリー | mAh表記がないため、航空会社・空港に確認 | エレコム DE-KD01BKは単3形アルカリ乾電池またはニッケル水素電池×4本。扱いは当ページでは判断しません |
| ポータブル電源を持っていきたい | Wh表記。航空会社に事前確認 | 当サイト掲載のポータブル電源7台はいずれも204.8Wh以上の記載(下の表)。この資料の定義に当たるかは当ページでは判断しません |
| 旅行で充電器・ケーブルも持つ | 出力W・ポート数(容量表記はない) | USB充電器・ケーブルの選び方ガイド、USB-Cケーブルの選び方ガイド、急速充電器の比較ページ |
同じ「10000mAh」でも、メーカーの書き方は一様ではありません。当サイトの商品ページの記載を、そのまま並べます。
| 商品 | 容量の記載(商品ページ) | 10000mAh×3.7V÷1000 |
|---|---|---|
| Anker MagGo Slim(A1664) | 「10000mAh(38.7Wh)」 | 37.0Wh |
| Anker Nano Power Bank MagGo Plus | 「10000mAh(39.2Wh)」 | 37.0Wh |
| エレコム EC-C03BK | 「充電式リチウムイオン電池、3.7V/10000mAh 37.0Wh」 | 37.0Wh |
| オウルテック OEC-LPB10024-BK | 「10000mAh(3.85V、38.5Wh)」 | 37.0Wh |
| 山善 YMB-A100(B) | 「10000mAh(37Wh)」 | 37.0Wh |
同じ10000mAhでも、記載のWhは37Wh〜39.2Whの幅があります(筆者の計算では、Anker MagGo Slimの38.7Whは38.7×1000÷10000=3.87V相当)。100Whの境界から見ればどれも余裕がありますが、mAhだけで機械的に同じWhとは限らないことが分かります。
山善 YMB-A100(B)の仕様表には、「容量(記載)10000mAh(37Wh)」と並んで、「定格電圧/定格容量(記載)DC5V/6400mAh(内蔵バッテリーは10000mAh 3.7V)」と記載されています。出力側の5Vを基準にした6400mAhと、内蔵電池の10000mAh(3.7V)の2つの数字が同じ製品にあるため、どの数字を式に入れるかで答えが変わります(例:6400mAh×5V÷1000=32Wh、10000mAh×3.7V÷1000=37Wh。いずれも筆者の計算)。このように複数の数字がある場合は、メーカーが示すWhの記載を確認するのが確実です。
エレコム EC-C57LMNは「3.6V/5000mAh 18Wh」、エレコム EC-C03BKは「3.7V/10000mAh 37.0Wh」、オウルテックは「3.85V 10000mAh(38.5Wh)」と記載されています。電圧が3.6V・3.7V・3.85Vと異なるため、「mAh×3.7」で一律に計算すると、実際の記載とずれる場合があります。なお、当サイトの一部の商品ページの解説文では、Anker 25000mAhが3.6V換算(約90Wh)、Anker 10000mAhが約37Wh(3.7V換算)というように、換算の電圧が一定ではありません。このページの一覧では、3.6Vと3.7Vの両方を並べました。
Belkin BoostCharge・CIO SMARTCOBY Pro SLIM 35W・UGREEN Nexode 20000mAhなど7台は、容量が「Amazon掲載情報(メーカー公式ページには記載がありません)」として載っています。メーカーの公式ページでWhまで確認できていない製品は、持ち込み前に本体の表示を確かめてください。
TORRAS MiniMag 5000mAhの「認証・機内持ち込み(公式)」には「PSE認証:取得済み/機内持ち込み:可(100Wh未満)」と記載され、容量は「5000mAh(定格容量との区別は記載なし)」とされています。国土交通省の資料は「160Whまで」「2個まで」という形で示されており、メーカーの「可」の記載は、航空会社の最新の規定に代わるものではありません。
CIO SMARTCOBY DUAL(Apple Watch充電器一体)は、容量が「Amazon掲載情報(メーカー公式ページには記載がありません):950mAh」と載っており、掲載品の中で最小です。mAhが小さくてもモバイルバッテリーの区分に入るかどうかは当ページでは判断しないため、扱いは航空会社に確認してください。
参考として、ポータブル電源のWh表記も集計しました。ポータブル電源は、容量がmAhではなくWhで書かれているのが一般的です。
| 商品 | 容量の記載(商品ページ) | 国土交通省の資料の「160Wh」との比較 |
|---|---|---|
| BLUETTI AC2A | 204.8Wh | 160Whを超える数字 |
| Jackery ポータブル電源 240 New | 256Wh | 160Whを超える数字 |
| Anker Solix C300 | 288Wh | 160Whを超える数字 |
| DJI Power 1000 Mini | 1008Wh | 160Whを超える数字 |
| Anker Solix C1000 | 1056Wh | 160Whを超える数字 |
| Jackery ポータブル電源 1000 New | 1070Wh | 160Whを超える数字 |
| Anker Solix S2000 AS220 | 2010Wh | 160Whを超える数字 |
GEARNOTE掲載7台の仕様表より集計(2026年10月28日時点・記載のある商品のみ)。最小204.8Wh、最大2010Wh(n=7、うち160Whを超える数字は7台)。ポータブル電源が国土交通省の資料の「モバイルバッテリー」に当たるか、航空会社が受け付けるかは、当ページでは判断していません。詳しくはポータブル電源の選び方ガイドもご覧ください。
| 商品 | 容量の記載(商品ページ) | Wh(記載、または筆者の計算) | 重量(記載) |
|---|---|---|---|
| Anker MagGo Power Bank 10000mAh Slim(A1664) | 10000mAh(38.7Wh) | 38.7Wh(記載) | 約207g |
| Anker Nano Power Bank 5000mAh MagGo Slim(ブルー) | 5000mAh | 約18.5Wh(3.7Vで筆者の計算) | 約122g |
| Anker Nano Power Bank MagGo Plus 10000mAh | 10000mAh(39.2Wh) | 39.2Wh(記載) | 約215g |
| Anker Power Bank 10000mAh 22.5W | 10000mAh | 約37.0Wh(3.7Vで筆者の計算) | 約200g |
| Anker Power Bank 25000mAh | 25000mAh | 約92.5Wh(3.7Vで筆者の計算) | 595g |
| Anker Prime Power Bank 20100mAh 220W | 20100mAh | 約74.4Wh(3.7Vで筆者の計算) | 520g |
| Anker Zolo Power Bank 10K 30W | 10000mAh | 約37.0Wh(3.7Vで筆者の計算) | 約212g |
| Belkin モバイルバッテリー 10000mAh 45W LEDライト付き | 10000mAh | 約37.0Wh(3.7Vで筆者の計算) | — |
| Belkin モバイルバッテリー 20000mAh 45W | 20000mAh | 約74.0Wh(3.7Vで筆者の計算) | — |
| エレコム AC充電器一体型 EC-C57LMN 5000mAh | 3.6V/5000mAh 18Wh(充電式リチウムイオン電池) | 18.0Wh(記載) | 約325g |
| エレコム モバイルバッテリー 10000mAh EC-C03BK | 充電式リチウムイオン電池、3.7V/10000mAh 37.0Wh | 37.0Wh(記載) | 約233g |
| オウルテック 準固体電池 10000mAh OEC-LPB10024-BK | 10000mAh(3.85V、38.5Wh) | 38.5Wh(記載) | 約182g |
| ドコモ純正 準固体モバイルバッテリー01M | 10000mAh | 約37.0Wh(3.7Vで筆者の計算) | 約214g(ケーブルとストラップを含む) |
| 山善 準固体電池 モバイルバッテリー YMB-A100(B) | 10000mAh(37Wh) | 37.0Wh(記載) | 約200g(ニュースリリース記載) |
| TORRAS MiniMag 5000mAh MagSafe対応 | 5000mAh(定格容量との区別は記載なし) | 約18.5Wh(3.7Vで筆者の計算) | 110g |
| TORRAS MiniMag Pro 10000mAh 半固体電池 | 10000mAh | 約37.0Wh(3.7Vで筆者の計算) | 195g |
| Xiaomi 33W Power Bank 20000mAh | 20000mAh | 約74.0Wh(3.7Vで筆者の計算) | — |
※数値は各商品ページに掲載している仕様表の記載によります。「—」は仕様表に記載のない項目です。「筆者の計算」のWhは、mAh×3.7V÷1000の目安で、メーカーの定格量ではありません。Amazon掲載情報のみの商品は、上の換算一覧に注記しています。
次の点を、出発前に確認しておくと慌てずに済みます。公式の記載は上の引用を、最新の内容は国土交通省と搭乗する航空会社の案内を確認してください。
スペック表やカタログでよく目にする言葉を、見るときのポイントとあわせてまとめました。
| 用語 | 意味 | スペック表で見るときのポイント |
|---|---|---|
| ワット時定格量(Wh) | 電池が蓄えるエネルギーの量を示す単位。国土交通省の資料でも上限の基準として使われる | 製品本体や仕様表で「Wh」を探す。mAhしかない場合は電圧を掛けて計算する |
| 定格容量(mAh) | 電池の容量を電流×時間で示した数字 | 電圧が書かれていないとWhに直せない。見出しは「容量」「バッテリー容量」「定格容量」など製品ごとに異なる |
| 定格電圧(V) | 電池の電圧の記載 | 当サイトの記載には3.6V・3.7V・3.85Vがある。出力側の電圧(5Vなど)と混同しない |
| 予備の電池 | 国土交通省の資料では、デジタルカメラ等の予備バッテリーや、電子機器から取り外した電池 | モバイルバッテリーとは別の区分。別紙1の図に個数の組み合わせが示されている |
| PSE | 電気用品安全法に基づく表示 | 国土交通省の資料の表示例にもPSEマークが描かれているが、Whの確認は別に必要 |
容量以外の見方や、旅行に持っていく周辺用品の見方は、次のページにまとめています。
国土交通省の案内は改正されることがあります。出発前に、国土交通省と搭乗する航空会社の最新の案内を確認してください。
ここまでの見方をもとに、GEARNOTEに掲載しているモバイルバッテリー17商品と、Wh表記のポータブル電源3商品を並べました。各商品ページでは、仕様表・選び方のポイント・メーカー公開仕様を同じ形式で整理しています。
⚖ 先頭の4商品を並べて比較する 気になる商品は、各カードの「⚖」ボタンで比較リストに入れて、最大4つまで並べて見られます。
一覧で比べたい方はモバイルバッテリー比較もご覧ください。
国土交通省の資料(令和8年4月14日、別紙1)には、「ワット時定格量が160Whを超えるものは持ち込み禁止されています。」「機内持込みのモバイルバッテリーは2個(160Wh以下に限る)まで」と記載されています。また、100Wh超〜160Wh以下の製品を持つ場合は、別紙1の図で予備の電池の個数の組み合わせが示されています。航空会社がより厳しいルールを設けている場合があるため、搭乗する航空会社の指示に従ってください(確認日 2026年10月28日)。
Wh=mAh×V÷1000 で、電圧が3.7Vなら約43,243mAh、3.6Vなら約44,444mAhが160Whに相当します(筆者の計算)。100Whは3.7Vで約27,027mAh、3.6Vで約27,778mAhです。実際の判定はmAhではなくワット時定格量(Wh)で行われるため、製品本体の表示とメーカーの案内を確認してください。
20000mAhは、3.6Vで72.0Wh、3.7Vで74.0Whになり、160Whを下回る数字です(筆者の計算)。当サイトでmAh表記が20000mAhの製品は4台で、いずれも仕様表にWhの記載はありません。持ち込みの可否は、製品本体の定格量(Wh)、個数(2個まで)、搭乗する航空会社の指示で確認してください。
国土交通省の資料には「機内持込みのモバイルバッテリーは2個(160Wh以下に限る)まで」と記載されています(適用開始:令和8年4月24日)。別紙1では、デジタルカメラ等の予備バッテリーは「予備の電池」として別の区分で個数が示されています。
国土交通省の資料には、「機内電源などからモバイルバッテリーへの充電は禁止されています。」「モバイルバッテリーから他の電子機器への充電をしないでください。」「電子機器の充電は、機内備え付けの電源からお願いします。」と記載されています。このうち他の電子機器への充電については、航空局からのお知らせ(配信番号111)で「法律に基づく禁止事項ではありませんが、行わないよう要請するものです。」と記載されています(確認日 2026年10月28日)。
国土交通省の資料には「預入(受託)手荷物に入れることは禁止されています。」「必ず機内に持ち込んでください。」と記載されています。また、「持込みできなかったモバイルバッテリーなどは、宅配便などによる貨物としても航空輸送できない場合があります。」とも記載されています。
国土交通省の資料に示された計算式「ワット時定格量 (Wh)=定格容量 (mAh)×定格電圧 (V)÷1,000」で計算します。例:10000mAh×3.7V÷1000=37Wh。当サイトの商品ページでは、エレコム EC-C03BKが3.7V/10000mAh 37.0Wh、オウルテック OEC-LPB10024が3.85V 10000mAh(38.5Wh)と記載されており、電圧が製品ごとに違います。電圧が不明な場合は3.6Vと3.7Vで幅を見て、本体の表示を確認してください。
※本ガイドは一般的な考え方をまとめたもので、特定の製品の効果や安全性を保証するものではありません。使用方法・注意事項は必ず各製品の取扱説明書とメーカー情報をご確認ください。価格・在庫は変動するためAmazon商品ページでご確認ください。