「停電 備え」「停電 スマホ 充電」「停電時のスマホ充電器」で調べると、モバイルバッテリー、ポータブル電源、乾電池式、手回しラジオなど、いろいろな道具が出てきます。ただ、どれも『容量』の書き方が違い、そのままでは『何回充電できるか』が分かりません。さらに、普段はコンセントにつないで使う『AC充電器一体型』は、停電中はコンセントが使えないため、その機能は使えません。このページでは、①停電でスマホの充電が止まる原因と、仕様表のどこを見ればよいか、②GEARNOTEに掲載しているモバイルバッテリー・ポータブル電源・スマホの仕様表を集計した数字(2026年10月28日時点)、③mAhとWhの換算で『スマホ何回分か』を求める筆者の計算、④乾電池式・手回し・ランタンまで含めた条件別の見方、⑤メーカー表記の読み違いポイント、の順に整理しました。停電の範囲や長さは分からないため、特定の商品や容量を勧めるページではなく、自分の家庭の条件で必要な量を見積もるための材料です。商品の安全上の注意や使用条件は、必ず各メーカーの取扱説明書に従ってください。
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停電時のスマホの充電は、「①コンセントが使えない」「②手元の蓄えが足りない」「③蓄えが空だった/ケーブルが合わない」「④長引いて再充電できない」の4つに分けて考えると整理しやすくなります。以下は一般的な考え方で、実際の仕様は商品ごとに異なります。
| 起きること(原因) | 何が問題になるか | 仕様表・ラベルで見る項目 | このページの該当箇所 |
|---|---|---|---|
| ①壁のコンセントが使えない | 充電器をつないでも給電されない。コンセントから充電する前提の機能は、停電中は使えない | 電池を内蔵しているか(モバイルバッテリー・ポータブル電源)、乾電池・手回しなど別の電源があるか | 「メーカー表記の読み違いポイント」 |
| ②蓄えが足りない | 表示の容量(mAh)は電池セル側の数字で、スマホに入る量は損失で減る | 容量(mAh・Wh)、電圧、メーカーが示す『充電回数の目安』 | 「筆者の計算」 |
| ③蓄えが空/ケーブルが合わない | 停電前に充電していないと使えない。端子の形や出力が合わないと、充電が遅い・できない | 本体の入力W・充電時間、出力W、ポートの種類(USB-C・USB-A)、ケーブルの規格 | 「停電前に確認しておくこと」 |
| ④長引いて再充電できない | モバイルバッテリーは空になると、電源が戻るまで再充電できない | ソーラー入力・車からの充電の記載、乾電池式の電池の備蓄、手回しの発電量 | 「条件別の見方」 |
| ⑤暑さ・寒さ | 使用できる温度範囲には上限と下限がある | 使用温度範囲(メーカー記載) | 「GEARNOTE独自集計」 |
「停電 備え 冬」「停電 備え 夏」のように季節を付けた検索候補があるのは、③と⑤が季節で変わるためと考えられます(検索の背景は筆者の推測です)。冬は低温、夏は高温になる環境があり、メーカーが示す使用温度範囲から外れることがあります。
停電のあいだに使う道具は、スマホの充電だけではありません。明かり(ランタン・ヘッドライト)と情報(ラジオ)も同時に必要になるため、後半の表でそれぞれの記載を並べています。水・食料などを含む全体の備えは、防災グッズ特集にまとめています。
当サイトの商品ページ(在庫なしの表示がある商品を除く)の仕様表から、数字を集計しました。「記載のある商品のみ」の集計で、商品ごとに測り方や条件が違うため、優劣をつけるものではありません。スクリプトの出力と、このページの数字は一致させています。
| 項目 | n(記載のあった台数) | 最小 | 中央値 | 最大 | 分布・補足 |
|---|---|---|---|---|---|
| 容量(mAh) | 25 | 5,000 | 10,000 | 25,000 | 5,000mAhが5台、10,000mAhが15台、20,000〜25,000mAhが5台(20,000が3台、20,100が1台、25,000が1台)。25台のうち6台は、容量がAmazon掲載情報のみでメーカー公式ページに記載がない |
| 重さ(g) | 17 | 110 | 211 | 595 | 重さの記載がない8台は集計から除外 |
| メーカーが『Wh』も記載 | 6 | 18 | — | 39.2 | 10,000mAhの5台は37〜39.2Wh(37.0/37/38.5/38.7/39.2)。5,000mAhの1台は18Wh |
GEARNOTE掲載25台のモバイルバッテリーの仕様表より集計(2026年10月28日時点・記載のある商品のみ)。Apple Watch用の小型品(950mAh)、乾電池式、メーカー回収の案内がある1台は含めていません。
10,000mAhの商品のうち、メーカーがWhも記載している5台でも、Whは37〜39.2Whと幅があります。これは、電池の電圧の書き方(3.7V・3.85Vなど)が商品ごとに違うためで、mAhだけでは容量を比べられないことを示しています。たとえば、エレコム EC-C03BKは『3.7V/10000mAh 37.0Wh』、オウルテック OEC-LPB10024は『3.85V 10000mAh(38.5Wh)』と記載されています。
| 項目 | n | 最小 | 中央値 | 最大 | 補足 |
|---|---|---|---|---|---|
| 容量(Wh) | 6 | 204 | 648 | 2,010 | 204/256/288/1,008/1,070/2,010Wh |
| AC定格出力(W) | 6 | 300 | 550 | 1,500 | 300Wが3台、800W(DJIの定格連続)が1台、1,500Wが2台。DJI Power 1000 Miniは『最大1,000W』とも記載 |
| 重さ(kg) | 6 | 3.6 | 7.45 | 16.2 | 3.6/3.6/4.1/10.8/11.5/16.2kg |
GEARNOTE掲載6台のポータブル電源の仕様表より集計(2026年10月28日時点・記載のある商品のみ)。メーカーの製品ページで在庫切れ表示がある1台(Anker Solix C1000)と、当サイトで入手不可の表示がある1台は含めていません。
| 項目 | n | 最小 | 中央値 | 最大 | 掲載機種(記載) |
|---|---|---|---|---|---|
| 電池容量(mAh) | 7 | 4,300 | 5,000 | 6,700 | Galaxy Z Flip8 4,300/Galaxy Z Fold8 4,800/Google Pixel 10 4,970/Galaxy Z Fold8 Ultra 5,000/AQUOS sense9 5,000/Google Pixel 9a 5,100/OPPO Reno16 5G 6,700(いずれも『標準』または記載値) |
GEARNOTE掲載のスマートフォン7機種の仕様表より集計(2026年10月28日時点・mAhの記載のある商品のみ)。iPhoneの商品ページ(iPhone 18 Proなど)には、mAhの記載がなく、『ビデオ再生で最大36時間』のような使用時間の記載のみのため、集計に含めていません。
機種によって、掲載の書き方も違います。Galaxy Z Fold8は『標準値4,800mAh(定格容量は4,660mAh)』、Google Pixel 10は『標準4,970mAh(最小4,835mAh)』と、標準値と別の値が併記されています。以降の計算では、各機種の『標準』または単独の記載値を使います。
| 商品 | 使用温度範囲(メーカー記載) |
|---|---|
| ドコモ 準固体モバイルバッテリー01M | 周囲温度0℃〜40℃、周囲湿度85%RH以下 |
| 山善 YMB-A100 | 放電時:-10℃〜50℃、充電時:0℃〜45℃ |
| エレコム EC-C57LMN | AC充電器として使用時0℃〜30℃、モバイルバッテリーとして使用時0℃〜35℃ |
| DJI Power 1000 Mini | 動作・充電・保管温度 -10〜45℃ |
GEARNOTE掲載のモバイルバッテリー25台・ポータブル電源6台のうち、使用温度の記載があった4台(2026年10月28日時点)。同じ『モバイルバッテリー』でも、充電時と放電時で範囲が違う商品があり、下限が0℃の商品と-10℃の商品があります。
ここからの計算はすべて筆者の計算で、各商品の実測値や性能の保証ではありません。次の前提を置いています。
充電できる回数 =(蓄えの容量[mAh] × 3.7V ÷ 1,000 × 変換効率)÷(スマホの電池[mAh] × 3.7V ÷ 1,000)。電圧が同じなら、ほぼ『蓄えのmAh × 変換効率 ÷ スマホのmAh』と同じ結果になります。
例:Google Pixel 10(標準4,970mAh)は4,970 × 3.7 ÷ 1,000 = 約18.4Wh。10,000mAhのモバイルバッテリーは10,000 × 3.7 ÷ 1,000 = 37.0Wh、変換効率0.6なら22.2Wh、22.2 ÷ 18.4 = 約1.2回です。
| スマホ(電池容量の記載) | スマホのWh(3.7V換算) | 5,000mAhの場合 | 10,000mAhの場合 | 20,000mAhの場合 |
|---|---|---|---|---|
| Galaxy Z Flip8(4,300mAh) | 約15.9Wh | 0.7回/0.6回 | 1.4回/1.2回 | 2.8回/2.3回 |
| Galaxy Z Fold8(4,800mAh) | 約17.8Wh | 0.6回/0.5回 | 1.2回/1.0回 | 2.5回/2.1回 |
| Google Pixel 10(4,970mAh) | 約18.4Wh | 0.6回/0.5回 | 1.2回/1.0回 | 2.4回/2.0回 |
| AQUOS sense9(5,000mAh) | 約18.5Wh | 0.6回/0.5回 | 1.2回/1.0回 | 2.4回/2.0回 |
| Google Pixel 9a(5,100mAh) | 約18.9Wh | 0.6回/0.5回 | 1.2回/1.0回 | 2.4回/2.0回 |
| OPPO Reno16 5G(6,700mAh) | 約24.8Wh | 0.4回/0.4回 | 0.9回/0.7回 | 1.8回/1.5回 |
筆者の計算(前提は上記)。表の『/』の左が変換効率0.6、右が0.5の場合。小数第2位を四捨五入。同じ10,000mAhでも、機種の電池が大きいと1回に届かないことがあります。
メーカーの記載との照らし合わせ:エレコム EC-C57LMN(3.6V/5000mAh、18Wh)は、『1,800mAhのスマートフォンを約1.6回、3,000mAhのスマートフォンを約0.9回』と記載しています。これを筆者が逆算すると、1.6 × 1,800 ÷ 5,000 = 0.576、0.9 × 3,000 ÷ 5,000 = 0.54 で、変換効率は約0.54〜0.58に相当します。このため、上の表では0.6(上限寄り)と0.5を並べています。商品によって変わる数字で、メーカーが示す目安がある場合は、そちらを優先してください。
| スマホ(電池容量の記載) | 204Wh(BLUETTI AC2Aクラス) | 288Wh(Anker Solix C300クラス) | 1,008Wh(DJI Power 1000 Miniクラス) |
|---|---|---|---|
| Galaxy Z Flip8(4,300mAh) | 約10回 | 約14回 | 約51回 |
| Google Pixel 10(4,970mAh) | 約9回 | 約13回 | 約44回 |
| AQUOS sense9(5,000mAh) | 約9回 | 約12回 | 約44回 |
| OPPO Reno16 5G(6,700mAh) | 約7回 | 約9回 | 約33回 |
筆者の計算。容量÷スマホのWhに0.8を掛け、小数点以下を四捨五入。ポータブル電源を暖房や調理家電など消費電力の大きい機器にも使う場合、スマホに回せる量は減ります。
家族4人が、3日間、毎日1回ずつ、5,000mAhのスマホを0%から充電すると仮定します。スマホ側で必要なのは、4人 × 3日 × 18.5Wh = 222Wh。モバイルバッテリーなら変換効率0.6で割って約370Wh(10,000mAh×3.7V換算で約100,000mAh、20,000mAhなら5台ぶん)。ポータブル電源なら0.8で割って約278Wh です。上の掲載の中では、288WhのAnker Solix C300はぎりぎり届く計算で、256WhのJackery 240 New、204WhのBLUETTI AC2Aは足りない計算になります。この例は、明かりやラジオ、他の家電を考えていない単純な計算です。
Anker Solix S2000の商品ページには、『省電力設計OptiSave(待機時の放電を20Wから6Wに抑制と記載)』とあります。待機時の放電が一日続くと仮定した場合、20W × 24時間 = 480Wh、6Wなら 6 × 24 = 144Whです(筆者の計算)。もし待機で20Wを使い続ける電源に256Whの容量があるとすれば、256 ÷ 20 = 約12.8時間で空になる計算です(筆者の計算。商品ごとの待機の数字は仕様表で確認が必要です)。『使わないときは主電源を切る』『待機の放電量が記載されている商品を選ぶ』といった確認が、仕様表上の確認ポイントになります(Anker Solix C300には『主電源オフ機能(自然放電を軽減すると記載)』とあります)。
エレコム DE-KD01BKの出力は『DC5V、500mA』です。5V × 0.5A = 2.5W。5,000mAhのスマホ(18.5Wh)を損失なしで0%から満充電するには、18.5 ÷ 2.5 = 約7.4時間が下限になる計算です(筆者の計算。実際は損失や電池の状態でそれ以上)。同じ商品ページには、『iPhone SE2を0%から約50%充電できた弊社実測値』と記載されており、満充電ではなく『つなぎの残量確保』として読むのが現実的です。
キャプテンスタッグ UW-4510は、『130回手回し』で携帯電話の通話約3〜5分と記載されています。通話時間が回数に比例すると仮定し、通話30分ぶんを手回しで賄う場合は、130 × 30 ÷ 5 = 780回〜130 × 30 ÷ 3 = 1,300回です(筆者の計算。実際は比例しない場合があります)。同じ記載で、ライトとラジオは130回で約15〜20分です。
停電の夜を3晩、1晩6時間点灯すると仮定すると、必要な点灯時間は18時間です。パナソニック BF-AL06N-Wは、エボルタNEO使用時に明るさ6で約33時間、明るさ1で約2,200時間(白色・電球色)と記載されています。一方、コールマン ハンギングEライトはHighで約10時間、Lowで約40時間と記載されているため、最も明るいモードで18時間使うには、充電のやり直しが必要になる計算です。明るさ(ルーメン)と点灯時間は、段階ごとに別の数字になります。
| あなたの状況 | 見る項目 | 確認の目安 | 参考ページ |
|---|---|---|---|
| 数時間の停電を想定し、スマホ1台を1回充電できればよい | 容量(mAh)と、本体の充電のしやすさ | スマホの電池が約5,000mAhなら、上の計算2で5,000mAhクラスは0.5〜0.6回、10,000mAhクラスは1.0〜1.2回。Anker Power Bank 10000mAhのような10,000mAhクラス | モバイルバッテリーの選び方ガイド |
| 家族の人数ぶん、数日間もたせたい | 合計の必要Wh、台数、ポート数 | 計算4のとおり『人数 × 日数 × スマホのWh』を求め、変換効率で割る。バッテリー本体を人数ぶん分けるか、大容量の電源にするかを考える | ポータブル電源の選び方ガイド |
| 電池の残りが心配で、バッテリー自体の再充電ができない | 乾電池式・手回しの有無、電池の種類と本数 | エレコム DE-KD01BKは単3形アルカリ乾電池またはニッケル水素電池×4本、キャプテンスタッグ UW-4510は手回しダイナモ5V 350mA/ソーラーパネルの記載 | 防災グッズ特集(乾電池・充電池) |
| 停電に備えて、ラジオと明かりと充電をまとめたい | 電源方式、受信周波数、ライトの明るさ・点灯時間 | OHM RAD-M799Nは乾電池・USB充電・手回しの3方式でAM/FM(522〜1629kHz/76〜108MHz)。UW-4510はライト約30lm・連続約30時間の記載 | LEDランタン・ヘッドライトの選び方ガイド |
| 在宅でパソコンやルーターも使いたい | 出力W、USB-Cの出力、容量Wh | USB-Cが最大100WのBLUETTI AC2Aや、最大140WのAnker Solix C300、モバイルバッテリーでは最大100WのAnker Power Bank 25000mAhなど。機器の消費電力は機器の仕様表で確認する | USB充電器・充電ケーブルの選び方ガイド |
| 車の中でも充電したい | 車載充電器の出力、ケーブル | Anker PowerDrive 2 Alloyは入力12/24V、合計最大24W(USB-A×2)。エンジンを止めた状態での使用は、車の取扱説明書に従う | USB充電器・充電ケーブルの選び方ガイド(車載充電器を含む) |
| ケーブルが手元になくて困りたくない | ケーブルの端子形状と対応W数 | Anker PowerLine III FlowはUSB-C&USB-Cで最大240W、1.8mの記載。スマホの端子に合うものを、バッテリーと同じ場所に保管する | USB-Cケーブルの選び方ガイド |
| 夏や冬の停電が心配 | 使用温度範囲 | ドコモ 01Mは0℃〜40℃、山善 YMB-A100は放電-10〜50℃・充電0〜45℃など、商品ごとに範囲が違う(上の集計表)。保管場所も、取扱説明書の温度範囲に合わせる | モバイルバッテリーの選び方ガイド |
※上の表は『こうすべき』という順位づけではなく、仕様表のどこを見るかの目安です。在宅で電気を使う医療機器や介護機器がある場合は、機器のメーカーや医療機関、事業者の案内に従って、停電時の対応を事前に確認してください。
同じ『出力』『容量』でも、条件がついていたり、停電中には使えない機能だったりする書き方があります。商品ページの記載を、そのまま引用して並べました。
| 商品 | 記載(商品ページより) | 読み違えやすい点 |
|---|---|---|
| エレコム EC-C57LMN | AC充電器使用時:Type-Cポートまたは一体型ケーブルの単独接続で最大67W。モバイルバッテリー使用時:Type-Cポート/一体型ケーブルで最大20W、複数口の同時接続は合計最大15W | 67Wは『AC充電器として使うとき』の数字で、停電中はコンセントが使えないため、モバイルバッテリーとしての20W/15Wが実際に使える出力になる |
| Anker Power Bank 10000mAh 22.5W | 最大出力22.5W(USB-C。メーカー注記:Huawei機器のみ。それ以外はUSB-C最大20W、USB-A最大18W)、複数ポート使用時の合計出力は最大15W | 見出しの22.5Wは対象機器が限られる。一般的なスマホでは20W以下、複数台同時だと合計15W |
| Anker Power Bank 25000mAh | 合計最大出力165W、USB-C最大100W。3ポート接続時は『100Wを出力するポート以外は30Wを分配するため最大15Wの出力となり、急速充電に対応しない』 | 165Wは合計で、複数台の同時充電では1台あたりの出力が大きく下がる場合がある |
| Belkin モバイルバッテリー 20000mAh 45W | USB-CケーブルまたはUSB-Cポート単体の使用時は最大45W(PD急速充電・PPS対応)。全ポート使用時は22.5W(商品名の記載) | 45Wは1ポートだけを使うとき。家族のスマホを同時に充電すると、22.5Wを分け合う |
| 山善 YMB-A100 | 容量10000mAh(37Wh)。定格電圧/定格容量:DC5V/6400mAh(内蔵バッテリーは10000mAh 3.7V) | 同じ商品に10000mAhと6400mAhが並ぶ。どちらが何の数字かは取扱説明書で確認し、比べるときはWh(37Wh)で見る |
| TORRAS MiniMag 5000mAh | 電池容量(公式)5000mAh(定格容量との区別は記載なし)。公式ページに記載がない項目:定格容量 | 5000mAhが電池セル側の数字なのか、出力側の定格なのかは、公式ページだけでは分からない |
| DJI Power 1000 Mini | AC出力:最大1,000W、定格連続800W。ACポートは日本モデルで4個 | 『最大1,000W』は短時間の数字で、継続して使える目安は『定格連続800W』。仕様表の『最大出力』を定格と読まない |
| Jackery 240 New | 定格出力300W(瞬間最大600WはAmazon掲載情報(メーカー公式ページには記載がありません)) | 瞬間最大はメーカー公式ページに記載がなく、Amazon掲載情報のみ。『定格』と『瞬間最大』を分けて読む |
| キャプテンスタッグ UW-4510 | 130回手回しで、ライト約15〜20分/ラジオ約15〜20分(中音量)/携帯電話の通話約3〜5分 | 手回しの『使用時間』は、機器ごとに通話・ライト・ラジオと基準が違う。スマホの充電量ではなく通話時間で書かれている |
| エレコム DE-KD01BK | 定格出力DC5V、500mA。『iPhone SE2を0%から約50%充電できた弊社実測値』 | 実測値は特定のスマホでの結果。ほかの機種で同じ割合になるとは限らず、出力は2.5Wにとどまる |
| Anker Solix C300 | パススルー充電あり(停電時10ミリ秒で切り替え) | 切り替え時間は商品ごとに表記が違う(Jackery 1000 Newは『UPS(<20ms)』)。条件は各社の取扱説明書で確認する |
※引用は各商品ページの仕様表・メーカー公開仕様に基づきます。ポータブル電源の停電時の切り替えやパススルーの扱いは、各社の取扱説明書に従ってください。
| 商品 | 容量(記載) | 出力(記載) | 重さ(記載) | そのほか(記載) |
|---|---|---|---|---|
| Anker Power Bank 10000mAh 22.5W | 10000mAh | USB-C最大22.5W(Huawei機器のみ。ほかはUSB-C最大20W、USB-A最大18W)/複数ポート合計最大15W | 約200g | 3ポート(USB-C×2、USB-A×1) |
| エレコム EC-C03BK | 3.7V/10000mAh(37.0Wh) | 合計20W(USB PD対応)、USB-C×1・USB-A×1 | 約233g | くり返し使用回数500回/PSE(特定以外の電気用品) |
| オウルテック OEC-LPB10024-BK | 3.85V/10000mAh(38.5Wh) | USB Type-C:PD対応で最大30W出力/TypeCとAの同時使用は合計最大15W(メーカー公開仕様) | 約182g | 使用回数約2000回(機器や使用条件により異なる) |
| 山善 YMB-A100(B) | 10000mAh(37Wh) | USB-C最大35W、USB-A最大10.5W/同時使用は20W+10.5W | 約200g | 使用温度 放電時-10℃〜50℃/充電時0℃〜45℃ |
| ドコモ 準固体モバイルバッテリー01M | 10000mAh | Type-C単ポート最大45W、Type-A最大18W/同時最大30W | 約214g(ケーブルとストラップを含む) | 周囲温度0℃〜40℃ |
| エレコム EC-C57LMN(AC一体型) | 3.6V/5000mAh(18Wh) | モバイルバッテリー使用時:Type-C最大20W、USB-A最大12W、複数口同時は合計最大15W | 約325g | AC充電器として使用時は最大67W(停電時は使えない) |
| Anker Power Bank 25000mAh | 25000mAh | USB-C最大100W、USB-A最大33W、合計最大165W | 約595g | 4ポート(USB-C×3、USB-A×1)、ディスプレイ搭載 |
※数値は各商品ページに掲載している仕様表の記載によります。ほかに、10,000mAhでマグネット式ワイヤレス充電に対応したAnker MagGo 10000mAh Slim(38.7Wh、USB-C最大30W、ワイヤレス最大15W、同時出力時は合計最大17W)や、20,000mAhのAnker Power Bank 20000mAh 87W(約430g)などもあります。ワイヤレス充電を使うには、対応するケースが必要という記載もあります(MagGoのメーカー公開仕様)。
また、Xiaomi 33W Power Bank 20000mAhの商品ページには、『2024年8月〜9月に製造されたモデルPB2030MIの一部の製造ロット』が自主回収の対象になっている旨が、Xiaomi Japan公式の案内として記載されています。手持ちのモバイルバッテリーが回収の対象かどうかは、メーカーの案内で確認してください。
| 商品 | 電源(記載) | スマホへの給電・発電(記載) | ラジオ・ライト(記載) | サイズ・重さ(記載) |
|---|---|---|---|---|
| エレコム DE-KD01BK | 単3形アルカリ乾電池またはニッケル水素電池×4本(アルカリ乾電池×4本付属) | 出力DC5V/500mA(USB-A×1)/iPhone SE2を0%から約50%充電できた弊社実測値 | — | 約36×36×87mm・約44g(電池含まず) |
| キャプテンスタッグ UW-4510 | 内蔵バッテリー2000mAh(18650)/手回しダイナモ/ソーラーパネル/USB Type-C | USB放電時5V 1.0A/手回し5V 350mA/130回手回しで携帯電話の通話約3〜5分 | FM 76〜90MHz・AM 520〜1620kHz/LEDライト約30lm・連続約30時間 | 約128×60×45mm・約230g/IPX3 |
| OHM RAD-M799N | 単4形乾電池×3本(別売)/USB充電/手回し発電、内蔵リチウムポリマー充電池(3.7V、500mAh) | 携帯電話・スマートフォンへの充電ができると記載(出力値の記載なし)、充電用コード(microUSB-USB端子)付属 | AM 522〜1629kHz・FM 76〜108MHz/白色LED 1灯 | 約140.5×56×57mm・約258g(乾電池を除く) |
| マキタ MR051(本体のみ) | 直流10.8V(差込式)、1充電連続使用時間の目安 約7.5時間(10.8V/1.5Ah) | スマホ充電の記載なし | FM 76〜108MHz・AM 522〜1,629kHz | 長さ169×幅83×高さ74mm・0.32kg(バッテリ除く) |
※数値は各商品ページに掲載している仕様表の記載によります。ラジオの受信周波数は商品ごとに違い、FM 76〜90MHzのみの記載(UW-4510)と、76〜108MHzまでの記載(OHM・マキタ)があります。マキタ MR051は『本体のみ』の商品で、バッテリーの有無は購入前に確認します。
乾電池式のバッテリーを使う場合、使う電池の種類と本数を、あらかじめ数えておきます。当サイトに掲載している単3形では、パナソニック アルカリ乾電池 単3形 8本パック(1.5V・使用推奨期限10年)や、くり返し使えるエネループ 単3形 4本パック(ニッケル水素、min. 2000mAh・1.2V)があります。充電池を使う場合は、停電前に満充電にしておく必要があります。
| 商品 | 容量・定格出力(記載) | USB-Cの出力(記載) | 停電時の切り替え(記載) | 充電方法(記載) | 重さ |
|---|---|---|---|---|---|
| Jackery 240 New | 256Wh/定格300W | —(仕様表に記載なし) | —(記載なし) | AC高速充電で約2時間、緊急充電モードで約1時間 | 約3.6kg |
| BLUETTI AC2A | 204Wh(メーカー公開仕様では204.8Wh)/定格300W | USB-C×1(100W) | 自動切替機能(無停電電源装置)・パススルー | AC最大270W入力、ソーラー最大200W | 約3.6kg |
| Anker Solix C300 | 288Wh/AC定格300W | USB-C最大140W(メーカー公開仕様:USB-C×2で140W、USB-C×1で15W) | パススルー充電あり(停電時10ミリ秒で切り替え) | ACコンセント(330W)/ソーラーパネル(100W)/車のシガーソケット(100W)など | 約4.1kg |
| DJI Power 1000 Mini | 1,008Wh/AC最大1,000W・定格連続800W | USB-Cポート最大100W | —(記載なし) | DC入力最大400W(SDC)、USB-C入力最大100W、内蔵400Wカーチャージャー対応 | 約11.5kg |
| Jackery 1000 New | 1070Wh/定格1500W | USB-C×2(最大100WのデュアルPD充電に対応) | UL1778認証済みのUPS(<20ms)機能、パススルー機能 | AC充電1.7時間(緊急充電モード利用時は最短60分) | 約10.8kg |
| Anker Solix S2000 | 2010Wh/定格1500W | —(ポート内訳は商品ページ本文で確認) | 停電時の自動切替 | ACコンセント/ソーラーパネル(Solix PS100/200/400) | 約16.2kg |
※数値は各商品ページに掲載している仕様表の記載によります。Anker Solix C1000は、メーカーの製品ページで在庫切れ表示があるため、この表に含めていません。停電時のAC出力を使うかどうかは、接続する機器の消費電力が定格出力以内かを、機器の仕様表で確認してから判断します。
| 商品 | 電源(記載) | 明るさと点灯時間(記載) | 防水・防滴(記載) | そのほか(記載) |
|---|---|---|---|---|
| パナソニック BF-AL06N-W | 単3形電池×3本(エボルタNEO付属) | 白色・電球色:明るさ6で約55lm・約33時間/明るさ1で約0.5lm・約2,200時間(エボルタNEO使用時) | 防滴構造(防水ではない) | 調光6段階/調色3色、本体約155g(乾電池含む) |
| コールマン ハンギングEライト | 充電式リチウムイオン電池(内蔵・交換不可) | High 250lm・約10時間/Middle 100lm・約20時間/Low 30lm・約40時間 | IPX4対応 | 充電約10時間(5V/500mA)、携帯電話などを充電できるUSBポート付き(出力値の記載なし) |
| DOD ミニキノコライト | リチウムイオンバッテリー(1200mAh) | 最大150lmで約6時間/最小6lmで約60時間(無段階調光) | IPX4 | 入力5V 2A/充電時間2時間、総重量約69g |
| ジェントス オーヴァ VA-05D(ヘッドライト) | 単4形アルカリ電池×2本 | High 300lm・3.5時間/Mid 100lm・10時間/Eco 30lm・31時間 | 耐塵・耐水・1m防水仕様(IP66・IP67準拠) | 約81g(電池含む) |
※数値は各商品ページに掲載している仕様表の記載によります。点灯時間は、メーカーが示す条件(電池の種類・温度など)での値です。電池式のライトは、電池の本数と種類を先に数えておくと、停電中に電池が足りなくなるのを避けられます。
商品を選ぶ前に、自宅にあるものを棚卸しすると、足りない数字が見えてきます。
『防災 家電』で調べる方は、ここで見た電源や明かりのほか、水・食料などを含めた備え全体を、防災グッズ特集で整理しています。
スペック表やカタログでよく目にする言葉を、見るときのポイントとあわせてまとめました。
| 用語 | 意味 | スペック表で見るときのポイント |
|---|---|---|
| mAh(ミリアンペアアワー) | 電池の電気の量を、電流×時間で表した単位 | 電圧が違うと同じmAhでも中身が違う。比べるときはWhに換算する |
| Wh(ワットアワー) | 電気のエネルギー量。mAh × V ÷ 1,000 で求められる | モバイルバッテリー・ポータブル電源・スマホを同じ土俵で比べられる |
| 変換効率(筆者の仮定) | 表示容量のうち、実際に機器へ届く割合 | メーカーの『充電回数の目安』から逆算すると約0.54〜0.58の例がある(エレコム EC-C57LMN) |
| 定格出力/最大出力(瞬間最大) | 継続して出せる出力/短時間だけ出せる出力 | DJI Power 1000 Miniは『定格連続800W』と『最大1,000W』が併記。継続使用は定格で判断する |
| パススルー/UPS | 充電しながら給電する機能/停電時に自動で切り替える機能 | 切り替え時間の表記は商品ごとに違う(10ミリ秒・20ミリ秒未満など)。各社の取扱説明書で確認する |
| 乾電池式 | 単3形などの電池を入れて給電する方式 | 出力は小さめ。エレコム DE-KD01BKは5V/500mA(2.5W) |
| 手回し発電 | ハンドルを回して発電する方式 | UW-4510は手回しダイナモ5V 350mA、130回で携帯電話の通話約3〜5分と記載 |
| lm(ルーメン) | ライトの明るさの単位 | 段階ごとに点灯時間が異なる(パナソニック BF-AL06N-Wは明るさ6で約33時間、明るさ1で約2,200時間) |
| PSE | 電気用品安全法に基づく表示 | エレコム EC-C03BKは『PSE 特定以外の電気用品』、オウルテックは『PSE適合製品』と記載 |
停電の範囲・長さ・季節は事前に決められません。このページの数字は、仕様表の記載と筆者の仮定にもとづく計算で、実際の充電回数や使用時間を保証するものではありません。自分の家庭のスマホ台数と日数で、一度計算してみてください。
ここまでの見方をもとに、GEARNOTEに掲載している、停電時のスマホ充電に関わるモバイルバッテリー・乾電池式・手回しラジオ・ポータブル電源・ランタンなど20商品を並べました。各商品ページでは、仕様表・選び方のポイント・メーカー公開仕様を同じ形式で整理しています。
⚖ 先頭の4商品を並べて比較する 気になる商品は、各カードの「⚖」ボタンで比較リストに入れて、最大4つまで並べて見られます。
一覧で比べたい方はモバイルバッテリー比較もご覧ください。
停電中はコンセントが使えないため、電池を内蔵した道具(モバイルバッテリー・ポータブル電源)か、乾電池・手回しなど別の電源で動く道具が必要です。当サイトの仕様表では、モバイルバッテリーは5,000〜25,000mAh、ポータブル電源は204〜2,010Wh、乾電池式のエレコム DE-KD01BKは単3形×4本で出力5V/500mAと記載されています。自宅のスマホ台数と日数から、必要な量を計算してから選んでください。
乾電池で動くモバイルバッテリーがあります。当サイトのエレコム DE-KD01BKは、単3形アルカリ乾電池またはニッケル水素電池×4本で動き、出力はDC5V・500mA(2.5W)、『iPhone SE2を0%から約50%充電できた弊社実測値』と記載されています。5,000mAhのスマホを損失なしで満充電すると、筆者の計算では約7.4時間が下限になるため、つなぎの残量確保として考えるのが現実的です。
筆者の計算では、スマホの電池が約5,000mAh(18.5Wh)の場合、10,000mAh(約37Wh)の変換効率を0.6とすると約1.2回、0.5とすると約1.0回です。メーカーの記載にも例があり、エレコム EC-C57LMN(5000mAh)は1,800mAhのスマホを約1.6回、3,000mAhのスマホを約0.9回と記載されています。機種や使い方で変わるため、目安として使ってください。
コンセントにつないだ充電器から充電していた場合は、基本的に給電が止まります。当サイトのポータブル電源には、停電時の切り替えに関する記載があるものがあり、Anker Solix C300は『停電時10ミリ秒で切り替え』、Jackery 1000 Newは『UPS(<20ms)』と記載されています。切り替えの条件は商品ごとに違うため、各社の取扱説明書で確認してください。
容量と待機の放電を見ます。筆者の計算では、家族4人が3日間、毎日5,000mAhのスマホを1回ずつ充電すると、スマホ側で約222Whが必要です。ポータブル電源の使える割合を0.8とすると約278Whで、288Whの Anker Solix C300 はぎりぎり届く計算、204Whの BLUETTI AC2A は足りない計算になります。待機放電が大きい商品では、さらに減ります。
メーカーが示す使用温度範囲が、商品ごとに違います。当サイトの仕様表では、ドコモ 01Mは周囲温度0℃〜40℃、山善 YMB-A100は放電時-10℃〜50℃・充電時0℃〜45℃、DJI Power 1000 Miniは-10〜45℃と記載されています。保管場所と使う場所の気温が、記載の範囲に収まるかどうかを、季節ごとに確認してください。
※本ガイドは一般的な考え方をまとめたもので、特定の製品の効果や安全性を保証するものではありません。使用方法・注意事項は必ず各製品の取扱説明書とメーカー情報をご確認ください。価格・在庫は変動するためAmazon商品ページでご確認ください。