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ドキュメントスキャナー(ScanSnap)の選び方ガイド|読取速度・原稿搭載枚数・接続方式・読取方式の見方

ドキュメントスキャナーの仕様表には、「毎分40枚・80面」「原稿搭載枚数 最大50枚」「光学解像度 600dpi」「USB3.2 Gen1」「Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac」「手挿入」「オーバーヘッド読取方式」など、数字と専門用語が並びます。どのくらいの量の書類を、どこで、どんな形の原稿(A4の書類・名刺・レシート・本)でスキャンするかによって、見るべき項目が変わります。このページでは、当サイトに掲載しているScanSnap 11機種とブラザー ADS-1800Wの商品ページに載っている仕様の数値をもとに、スキャナーの種類、見る項目と読み方、場面別の考え方を整理しました。ソフトウェアの対応環境や使い方の詳細は、必ず各商品の取扱説明書とメーカーの案内に従ってください。書類をまとめて印刷したい場合は、プリンターの選び方ガイドも参考になります。

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01まず知っておきたいスキャナーの種類

書類の電子化に使う機器は、原稿の通し方や本体の大きさで分けられます。以下は一般的な説明で、実際の機能は機種ごとに異なります。当サイトの掲載機種は、自動給紙型(ADF)、手挿入のモバイル型、オーバーヘッド型の3つに大きく分かれます。

タイプ原稿の通し方一般的な特徴気をつけたい点
自動給紙型(ADF)のドキュメントスキャナー原稿の束をセットすると、1枚ずつ自動で送って読み取る枚数の多い書類を続けて処理するのに向く。両面を同時に読み取れる機種がある搬送できない厚み・形の原稿がある。本体は机の上に置く大きさになる
手挿入のモバイル型原稿を1枚ずつ手で差し込んで読み取る本体が細長く軽い傾向があり、バッテリー内蔵の機種がある1枚ずつ差し込むため、枚数が多いと手間がかかる。片面読取の機種がある
オーバーヘッド型(上から読み取る)原稿を台に置き、上から非接触で読み取る本・厚みのある原稿・写真など、通せない原稿に向く1回に1ページずつの読み取りになる。作業スペースが必要
コンパクトなUターンスキャン型原稿が本体の中でUの字に折り返して排出される原稿の出し入れが手前側にまとまり、置き場所の幅を抑えやすい搭載枚数や速度は機種ごとの仕様を確認する

どれが優れているかではなく、スキャンする量・原稿の種類・置き場所に合わせて選ぶのが一般的です。複合機のスキャナー機能で足りる場面もあるため、スキャンの頻度も考えて決めましょう。

02スペック表で見る8つのポイント

1. 読取速度(枚/分・面/分)

読取速度は、1分間に読み取れる枚数の目安です。両面を同時に読み取る機種では、「枚」と「面」の2つで表記される場合があります。条件(用紙サイズ・画質・解像度)が付くため、表記を揃えて比べる必要があります。仕様表では、ScanSnap iX1400とScanSnap iX1600が毎分40枚・80面(A4カラー両面原稿)、ScanSnap iX2400が毎分45枚(A4カラー両面原稿)、ScanSnap iX2500が毎分45枚・90面、ScanSnap iX1300がUターンスキャン時に毎分30枚・60面、ブラザー ADS-1800Wが約30枚/分(A4原稿モノクロ・カラー共、300dpi時)と記載されています。

2. 原稿搭載枚数

一度にセットできる枚数で、まとめて読み取れる量に関わります。仕様表では、iX1300とADS-1800Wが最大20枚、iX1400・iX1500・iX1600・iX500・S1500が最大50枚、iX2400とiX2500が最大100枚と記載されています。ScanSnapの多くは「A4:80g/m2」の紙を基準にした枚数です。

3. 光学解像度(dpi)

dpiは、1インチあたりの読み取りの細かさです。書類の文字を読む目的か、写真を保存する目的かで、必要な解像度は変わります。仕様表では、iX110・iX1500・iX1600・iX500・S1500・SV600が600dpi、iX2500が600dpi(白黒は1200dpi相当まで)、ADS-1800Wが最大600×600dpi(ソフトウェア補間で最大1200×1200dpi)と記載されています。解像度を上げると読み取りに時間がかかる傾向があり、ADS-1800Wは600dpiで片面約7枚/分と記載されています。

4. 読取方式(両面同時・片面・手挿入・オーバーヘッド)

両面同時読み取りの機種は、裏面のある書類を1回の搬送でまとめて処理できます。仕様表では、iX1500・iX1400・iX500が自動給紙機構(ADF)による両面同時読み取り、iX100とiX110が手挿入(連送可:CDF)の片面読み取り、SV600が非接触・片面読取のオーバーヘッド方式と記載されています。

5. 接続方式(USB・Wi-Fi・バッテリー)

パソコンに直接つなぐ方式と、無線でつなぐ方式があります。Wi-Fi対応でも、使う場面や設定は機種ごとの案内に従います。仕様表では、iX1400が「USB(Wi-Fi非対応)」、iX2400が「USB(Type-C)」、iX1600が「USB、Wi-Fi」、iX2500が「USB(Type-C)、Wi-Fi 6」(インターフェイス欄にBluetooth 5.2の記載)、iX100が「USB、Wi-Fi、内蔵バッテリー」、iX110が「USB(Type-C)、Wi-Fi、内蔵バッテリー」と記載されています。

6. 本体サイズと質量

置き場所と持ち運びに関わります。仕様表では、iX100とiX110が273×47.5×36mm・400g、iX1300が収納時296×114×87mm・2.0kg、iX1400が3.2kg、iX1600が3.4kg、iX2500が3.5kg、ADS-1800Wが約1.42kg(W288×D101×H85mm)と記載されています。トレー(給紙カバー)を開くと、奥行が大きく広がる機種があるため、設置場所は「トレー全開時」の寸法で確認しましょう。

7. 対応原稿(名刺・カード・A3・厚みのある原稿)

書類以外の原稿を扱う場合は、対応する原稿の条件を確認します。仕様表では、iX1300が写真・名刺・プラスチックカード(厚さ1.4mmまで)などをリターンスキャンで読み取り、ADS-1800Wがカードスキャンスロットを備え、運転免許証・保険証などの両面読み取りに対応、iX1500とiX500はA4(キャリアシート使用時のみA3対応)、SV600は最大A3横まで・原稿の厚さ30mmまで、S1500は原稿の厚さ52g/m2〜127g/m2と記載されています。

8. 操作パネル・クラウド連携・対応OS

仕様表では、iX1600が4.3インチタッチパネル、iX2500が5インチ静電容量式タッチパネル(起動時間2.9秒、WPA3・TLS 1.3に対応)、ADS-1800Wが2.8型TFTカラータッチパネル、iX1400とiX2400がワンボタン操作と記載されています。iX1300はScanSnap Cloudとの連携で、原稿種別ごとにクラウドサービスへ自動振り分けと記載されています。対応OSは、iX2400がWindows 11/10、macOS 12以降、iX110がWindows、macOS(iOS/iPadOS/Android/ChromeOSにも対応)と記載されています。

03GEARNOTEのADFスキャナーを仕様で並べてみる

商品読取方式・速度(記載)原稿搭載枚数・解像度(記載)接続・サイズ・質量(記載)その他(記載)
ScanSnap S1500シートフィード型/両面・片面 20枚/分(エクセレント 5枚/分)最大50枚(A4:80g/m2)/600dpiUSB2.0/USB1.1/292×159×158mm・3kg原稿の厚さ52g/m2〜127g/m2・消費電力35W以下
ScanSnap iX500自動給紙方式(ADF)・両面同時/両面・片面 25枚/分(エクセレント 7枚/分)最大50枚(A4:80g/m²)/600dpiUSB3.0/2.0/1.1・Wi-Fi 11b/g/n/292×159×168mm・3kgA4(キャリアシート使用時のみA3)
ScanSnap iX1500ADF・両面同時(自動給紙/手差し・単送モード)最大50枚(A4:80g/m2)/600dpiUSB3.1/3.0/2.0/1.1・Wi-Fi 11a/b/g/n/ac/約3.4kg4.3inch Color Display・A4(キャリアシート使用時のみA3対応)
ScanSnap iX1400ADF・両面同時/毎分40枚・80面(エクセレント 10枚/分)最大50枚(A4:80g/m2)/—USB(Wi-Fi非対応)/292×161×152mm(トレー収納時)・3.2kgワンボタン操作
ScanSnap iX1600毎分40枚・80面(A4カラー両面)/両面・片面 40枚/分(エクセレント 10枚/分)最大50枚(A4:80g/m2)/600dpiUSB・Wi-Fi 11a/b/g/n/ac/3.4kg4.3インチ TFTカラータッチパネル
ScanSnap iX2400毎分45枚(A4カラー両面)/両面・片面 45枚/分(エクセレント 13枚/分)最大100枚(A4:80g/m2)/—USB(Type-C)/292×161×159mm(トレー収納時)・3.2kgワンボタン操作・動作時 約13W
ScanSnap iX2500毎分45枚・90面(A4カラー両面)/両面・片面 45枚/分(エクセレント 13枚/分)最大100枚(A4:80g/m2)/600dpi(白黒は1200dpi相当まで)USB(Type-C)・Wi-Fi 6・Bluetooth 5.2/3.5kg5インチ静電容量式タッチパネル・WPA3・TLS 1.3に対応
ScanSnap iX1300Uターンスキャン時 毎分30枚・60面(リターンスキャン時 5秒/枚)最大20枚(A4:80g/m2)/—USB3.2 Gen1x1・Wi-Fi 11a/b/g/n/ac/296×114×87mm(トレー収納時)・2.0kg写真・名刺・プラスチックカード(厚さ1.4mmまで)をリターンスキャン・ScanSnap Cloud連携
ブラザー ADS-1800W約30枚/分(A4・300dpi・モノクロ/カラー)、両面約60面/分、600dpiで片面約7枚/分20枚/最大600×600dpi(補間で最大1200×1200dpi)USB 3.2 Gen 1・無線LAN 11b/g/n・Wi-Fi Direct/W288×D101×H85mm・約1.42kgカードスキャンスロット・USB Type-C給電対応(15W以上、ACアダプター不要)・2.8型タッチパネル

※数値は各商品ページに掲載している仕様表(メーカー・Amazon商品ページの記載)によります。「—」は仕様表に記載のない項目です。読取速度は、用紙サイズ・解像度・画質などの条件つきの値で、機種ごとに条件が異なります。

04手挿入モバイル型とオーバーヘッド型を仕様で並べてみる

商品種類・読取方式(記載)速度・解像度(記載)サイズ・質量(記載)接続・その他(記載)
ScanSnap iX100モバイル(ハンディ)ドキュメントスキャナー/手挿入(連送可:CDF)、片面読み取り、2ウェイペーパーパス片面 5.2秒/枚(A4縦、バッテリー駆動時)273×47.5×36mm/400gUSB2.0(Micro-B)・Wi-Fi 11b/g/n/リチウムイオン電池(720mAh)/動作時 4.7W以下
ScanSnap iX110手挿入(連送可:CDF)、片面読み取り、2ウェイペーパーパス片面 5.2秒/枚(A4縦、バッテリー駆動時)/600dpi273×47.5×36mm/400gUSB2.0/USB1.1(USB Type-C)・Wi-Fi 11b/g/n/リチウムイオン電池(720mAh)
ScanSnap SV600オーバーヘッド型(写真・名刺・書籍対応)/非接触・片面読取A3横 3秒/枚(ノーマル〜スーパーファイン)/600dpi210×156×383mm(作業スペース 525×484×383mm)/3kg最大A3横まで・原稿の厚さは30mmまで/動作時 20W以下

※数値は各商品ページに掲載している仕様表(メーカー・Amazon商品ページの記載)によります。

05使う場面別の選び方

書類を毎日まとめて電子化したい

原稿搭載枚数と読取速度が大きい機種が候補です。ScanSnap iX2400とScanSnap iX2500は最大100枚・毎分45枚、iX1400・iX1600は最大50枚・毎分40枚と記載されています。同じ機種の旧型・新型の比較は、ScanSnap iX2400とiX2500の違いやiX1400とiX1600の違いでも整理しています。

置き場所が狭い・机の上をあまり占有したくない

本体の寸法と質量を確認します。ScanSnap iX1300は収納時296×114×87mm・2.0kg、ブラザー ADS-1800WはW288×D101×H85mm・約1.42kgと記載されています。トレーを開いた状態の奥行も確認が必要です。

外出先や、複数の場所に持ち運んでスキャンしたい

バッテリー内蔵のScanSnap iX100とiX110が候補です。いずれも273×47.5×36mm・400gで、リチウムイオン電池(720mAh)を内蔵と記載されています。1枚ずつ手で差し込む片面読み取りのため、量が多い場面には向きにくい点を理解しておきます。

パソコンにつながず、無線で使いたい

Wi-Fiの対応を確認します。iX1600・iX2500・iX1300・iX1500・iX500がWi-Fi対応、iX1400は「USB(Wi-Fi非対応)」と記載されています。ブラザー ADS-1800Wは無線LANとWi-Fi Directに対応と記載されています。

名刺・レシート・カード類もまとめて取り込みたい

iX1300は写真・名刺・プラスチックカード(厚さ1.4mmまで)のリターンスキャン、ADS-1800Wはカードスキャンスロット(運転免許証・保険証などの両面読み取り)に対応と記載されています。iX1600は、商品説明で名刺・レシートガイドが標準添付と記載されています。

本・アルバム・厚みのある原稿を取り込みたい

自動給紙では通せない原稿は、ScanSnap SV600のようなオーバーヘッド型が候補です。非接触で上から読み取り、最大A3横まで・原稿の厚さ30mmまでと記載されています。1ページずつの読み取りになる点は確認しておきます。

昔のモデルと現行モデルの違いを知りたい

ScanSnap iX500とiX1500の違いで、速度・接続・サイズなどを並べています。

06読取速度の表記の読み方

読取速度は、機種同士を比べるときによく目にする数字ですが、表記の条件が異なります。当サイトの仕様表の記載を、次のように読み分けられます。

表記意味当サイトの記載の例
毎分○枚・○面両面同時読み取りでは、1枚で2面と数えるiX1600は毎分40枚・80面、iX2500は毎分45枚・90面と記載
両面・片面 ○枚/分A4縦の原稿での速度として、両面・片面を区別せず示す記載iX1400は両面・片面 40枚/分、iX500は25枚/分、S1500は20枚/分と記載
(エクセレント ○枚/分)読み取り画質の設定名の一つで、速度が別に記載されているiX1400は10枚/分、iX2400は13枚/分と記載。設定の内容は、メーカーの案内で確認
○秒/枚1枚あたりの所要時間iX100は片面5.2秒/枚(A4縦、バッテリー駆動時)、SV600はA3横で3秒/枚と記載
解像度ごとの記載解像度の数値を上げると、速度が下がる傾向があるADS-1800Wは150〜300dpiで片面約30枚/分、600dpiで片面約7枚/分と記載

スキャンの速さは、原稿をセットする時間や、読み取り後の保存・確認の時間も含めた作業全体で決まります。速度の数字は、機種同士の大まかな比較として使うのが一般的です。

07シリーズごとの特徴を整理する

ScanSnap iX100/iX110(モバイル型)

iX100とiX110は、手挿入の片面読取で、どちらも273×47.5×36mm・400gと記載されています。接続端子が異なり、iX100はUSB2.0(Micro-B)、iX110はUSB Type-Cと記載されています。

ScanSnap S1500/iX500/iX1500(ADF型の旧モデル)

S1500は20枚/分、iX500は25枚/分で、どちらも最大50枚をセットできると記載されています。iX1500は4.3inch Color Displayを備え、Wi-Fiは11a/b/g/n/acと記載されています。

ScanSnap iX1300(コンパクト型)

iX1300はUターンスキャン時に毎分30枚・60面、最大20枚で、収納時296×114×87mm・2.0kgと記載されています。ほかのADF型より本体が小さい構成です。

ScanSnap iX1400/iX1600(毎分40枚・80面)

iX1400はWi-Fi非対応でワンボタン操作、iX1600はWi-Fi対応で4.3インチタッチパネルを備えると記載されています。速度と搭載枚数(最大50枚)は共通です。

ScanSnap iX2400/iX2500(毎分45枚・最大100枚)

iX2400はUSB(Type-C)のみでワンボタン操作、iX2500はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、5インチ静電容量式タッチパネルを備えると記載されています。

ScanSnap SV600(オーバーヘッド型)

SV600は非接触の片面読取で、最大A3横まで・厚さ30mmまでの原稿を取り込めると記載されています。ADF型とは用途が異なります。

ブラザー ADS-1800W

ADS-1800Wは約30枚/分・20枚の搭載で、USB Type-C給電(15W以上、ACアダプター不要)に対応と記載されています。ScanSnapとはメーカー・ソフトウェアが異なるため、対応環境は取扱説明書で確認します。

08ドキュメントスキャナーまわりの用語

スペック表やカタログでよく目にする言葉を、見るときのポイントとあわせてまとめました。

用語意味スペック表で見るときのポイント
dpi(光学解像度)1インチあたりの読み取りの細かさ「光学解像度」と、ソフトウェア補間の最大解像度は別に記載される場合がある(ADS-1800Wは補間で最大1200×1200dpi)
ADF(自動給紙)原稿の束を自動で1枚ずつ送る仕組みセットできる枚数(原稿搭載枚数)と、対応する紙の厚み・サイズを確認する
CDF原稿を1枚ずつ手で差し込み、続けて読み取る方式ScanSnap iX100・iX110は手挿入(連送可:CDF)と記載されている
両面同時読み取り表裏を1回の搬送で読み取る方式「○枚・○面」の表記では、1枚を2面と数える
リターンスキャン原稿を折り返さず、入れた側に戻して読み取る方式iX1300は写真・名刺・プラスチックカードに使うと記載。厚さの条件を確認する
キャリアシート不定形や大きな原稿を保護して通す専用のシートiX500・iX1500は、キャリアシート使用時のみA3対応と記載されている
オーバーヘッド型原稿を置き、上から非接触で読み取る方式本や厚みのある原稿向き。作業スペースの寸法も確認する
ScanSnap Home/ScanSnap CloudScanSnapで取り込んだデータを管理・連携するソフトウェアやサービス機種によって対応が異なる。対応OSと条件は、メーカーの案内で確認する
USB Type-C給電USB Type-Cのケーブルから電力を得る方式ADS-1800Wは15W以上のUSB Type-C給電に対応と記載。使うアダプターの条件は取扱説明書で確認する

09購入前のチェックリスト

次の順で確認すると、迷いにくくなります。

  • スキャンする量(1回の枚数、月の枚数)と、置き場所を決める
  • 原稿の種類(A4の書類、名刺・レシート、カード、本・厚みのある原稿)を整理する
  • 読取速度と原稿搭載枚数を、記載の条件(A4・カラー両面など)をそろえて比べる
  • 接続方式(USB・Wi-Fi・バッテリー)と、使うパソコン・スマホの対応OSを確認する
  • 光学解像度(dpi)が、文字中心の書類か、写真かの用途に合うかを考える
  • トレー全開時の奥行と質量を、設置場所の寸法と比べる
  • 保存した書類データの保管場所と、バックアップ方法を決めておく

書類には個人情報が含まれる場合があります。読み取ったデータの保存先や共有の範囲は、使い始める前に決めておくと安心です。

10あわせて考えたい選び方

書類の電子化は、印刷や保管とあわせて考えることも多い作業です。関連するページも参考にしてください。

実際の使い勝手は、設定や書類の状態によって変わります。取扱説明書とメーカーの案内もあわせて確認しましょう。

11失敗しやすいポイントと、安全に使うための基本

✅ こうすると失敗しにくい

  • 読取速度の条件(用紙サイズ・解像度・画質)をそろえて比べる
  • 原稿搭載枚数と、対応する紙の厚み・サイズを先に確認する
  • トレー全開時の奥行を含めて、設置場所の寸法を測る
  • Wi-Fi対応の有無と、使うパソコン・スマホの対応OSを確認する
  • ホチキスやクリップを外してから、原稿をセットする

⚠️ 避けたいこと

  • 対応外の厚みや素材の原稿を、無理に通す
  • 読み取りの途中で、原稿を引っ張る
  • ローラーや読み取り部のお手入れを、取扱説明書に従わずに行う
  • 電源やケーブルを、指定外のものに差し替える
  • 個人情報を含むデータを、保存先を決めずに放置する

12GEARNOTEで比べられるドキュメントスキャナー(ScanSnap)

ここまでの見方をもとに、GEARNOTEに掲載しているドキュメントスキャナー(ScanSnap 11機種・ブラザー ADS-1800W)12商品を並べました。各商品ページでは、仕様表・選び方のポイント・メーカー公開仕様を同じ形式で整理しています。

⚖ 先頭の4商品を並べて比較する 気になる商品は、各カードの「⚖」ボタンで比較リストに入れて、最大4つまで並べて見られます。

13よくある質問

Q.ドキュメントスキャナーとプリンターの複合機のスキャナーは、何が違いますか?

原稿を自動で続けて送る機構(ADF)や、読取速度などの仕様が異なる場合があります。当サイトの仕様表では、ScanSnap iX1600が毎分40枚・80面、最大50枚、ScanSnap iX2500が毎分45枚・90面、最大100枚と記載されています。スキャンの頻度や量に合わせて検討しましょう。複合機の選び方は、プリンターのガイドで整理しています。

Q.「毎分40枚・80面」とは、どういう意味ですか?

両面を同時に読み取る機種で、1枚を2面と数えた表記です。当サイトの仕様表では、ScanSnap iX1400とiX1600が毎分40枚・80面(A4カラー両面原稿)、ScanSnap iX2500が毎分45枚・90面と記載されています。用紙サイズや画質の条件が付くため、条件をそろえて比べます。

Q.原稿搭載枚数は、どれくらい必要ですか?

一度に処理したい書類の量で考えるのが一般的です。当サイトの仕様表では、ScanSnap iX1300とブラザー ADS-1800Wが最大20枚、ScanSnap iX1400・iX1500・iX1600・iX500・S1500が最大50枚、ScanSnap iX2400とiX2500が最大100枚と記載されています。紙の厚みによっても、セットできる枚数は変わります。

Q.光学解像度は、600dpiで足りますか?

用途によります。文字中心の書類では目安として使われることが多い値ですが、写真や細かい図面では必要な細かさが異なる場合があります。当サイトの仕様表では、ScanSnap iX1600・iX1500・iX500・S1500・SV600が600dpi、ScanSnap iX2500が600dpi(白黒は1200dpi相当まで)、ブラザー ADS-1800Wが最大600×600dpiと記載されています。

Q.Wi-Fi対応の機種を選ぶべきですか?

パソコンにつながずに使いたい場面や、設置場所の自由度を考えるときの条件になります。当サイトの仕様表では、ScanSnap iX1600がUSBとWi-Fi、ScanSnap iX2500がUSB(Type-C)とWi-Fi 6、ScanSnap iX1400がUSB(Wi-Fi非対応)、ScanSnap iX2400がUSB(Type-C)と記載されています。対応する環境は、メーカーの案内で確認してください。

Q.持ち運びに向くスキャナーはどれですか?

本体が小さく軽く、バッテリーを内蔵する機種が候補です。当サイトの仕様表では、ScanSnap iX100とiX110が273×47.5×36mm・400gで、リチウムイオン電池(720mAh)を内蔵と記載されています。いずれも手挿入の片面読み取りで、枚数が多い場面には向きにくい点を確認しましょう。

Q.名刺やカードも読み取れますか?

機種ごとに、対応する原稿が異なります。当サイトの仕様表では、ScanSnap iX1300が写真・名刺・プラスチックカード(厚さ1.4mmまで)をリターンスキャンで読み取り、ブラザー ADS-1800Wがカードスキャンスロットを備え、運転免許証・保険証などの両面読み取りに対応と記載されています。使う前に、取扱説明書で対応条件を確認してください。

Q.本や厚みのある原稿は、スキャンできますか?

自動給紙型では通せない原稿があります。当サイトの仕様表では、ScanSnap SV600がオーバーヘッド型で、非接触・片面読取、最大A3横まで、原稿の厚さは30mmまでと記載されています。通せる原稿の条件は、機種の取扱説明書で確認してください。

Q.A3の原稿は読み取れますか?

機種によって対応が異なります。当サイトの仕様表では、ScanSnap iX1500とiX500がA4(キャリアシート使用時のみA3対応)、ScanSnap SV600が最大A3横までと記載されています。A3の原稿を読み取りたい場合は、対応する条件を取扱説明書で確認してください。

Q.ScanSnapとブラザーのスキャナーは、どう選べばよいですか?

メーカーによってソフトウェアや対応環境が異なるため、使うパソコンやスマホ、保存したい先で考えるのが一般的です。当サイトの仕様表では、ブラザー ADS-1800Wが約30枚/分・最大20枚、USB Type-C給電(15W以上、ACアダプター不要)に対応と記載されています。ScanSnapは機種ごとにソフトウェアの対応が記載されています。

Q.電源はどうなりますか?

機種によって、ACアダプター、USBバスパワー、内蔵バッテリーなど、方式が異なります。当サイトの仕様表では、ブラザー ADS-1800WがUSBバスパワー/AC100V、ScanSnap iX100・iX110がUSB・内蔵バッテリーと記載されています。使える電源とアダプターの条件は、取扱説明書で確認してください。

Q.購入前に、設置場所はどう確認しますか?

本体寸法と、トレーを開いた状態の寸法を確認します。当サイトの仕様表では、ScanSnap iX1600が収納時292×161×152mm、トレー全開時292×494×293mmと記載されています。給紙側と排紙側に、原稿を置く余裕も必要です。

※本ガイドは一般的な考え方をまとめたもので、特定の製品の効果や安全性を保証するものではありません。使用方法・注意事項は必ず各製品の取扱説明書とメーカー情報をご確認ください。価格・在庫は変動するためAmazon商品ページでご確認ください。